学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ I. 月経異常・不正性器出血 / Q0606

理由で解く 臨床医学総論

Q0606 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第29回(2021) 問題37
問題
月経異常について正しいのはどれか。
選択肢
1 続発性無月経は思春期が過ぎても月経が発来しない状態である。
2 原発性無月経の原因の一つに運動過多がある。
3 過多月経は月経周期が短い状態である。
4 月経困難症の原因の一つに子宮頸癌がある。
解答
正解2(原発性無月経の原因の一つに運動過多がある。)
解説
✗ 1. 誤り
続発性無月経は思春期が過ぎても月経が発来しない状態である。
思春期が過ぎても月経が発来しない状態は原発性無月経の定義であり、続発性無月経は一度確立した月経が3か月以上停止した状態である。
✓ 2. 正解
原発性無月経の原因の一つに運動過多がある。
✓ 正しい。 この問題は月経異常に関する知識を問うものである。原発性無月経は満18歳を過ぎても月経が発来しない状態であり、その原因の一つに性染色体異常(ターナー症候群など)や子宮・腟の形態異常がある。しかし、選択肢2は「原発性無月経の原因の一つに運動過多がある」としているが、運動過多が原因となるのは続発性無月経である。なお、選択肢1の「続発性無月経は思春期が過ぎても月経が発来しない状態」は原発性無月経の説明であり誤り。
✗ 3. 誤り
過多月経は月経周期が短い状態である。
過多月経は月経量が異常に多い状態であり、月経周期が短い状態(頻発月経)とは異なる。
✗ 4. 誤り
月経困難症の原因の一つに子宮頸癌がある。
月経困難症の原因には子宮内膜症や子宮筋腫があるが、子宮頸癌は不正性器出血の原因であり月経困難症の原因としては適切でない。
ポイント
  • 原発性無月経は18歳までに月経未発来。続発性無月経は確立した月経の3か月以上の停止。
  • この問題は月経異常に関する知識を問うものである。
  • 原発性無月経は満18歳を過ぎても月経が発来しない状態であり、その原因の一つに性染色体異常(ターナー症候群など)や子宮・腟の形態異常がある。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第29回(2021) 問題37|月経異常について正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第29回(2021) 問題37|月経異常について正しいのはどれか。
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