学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ Q. ショック・出血傾向・貧血・易感染性 / Q0685

理由で解く 臨床医学総論

Q0685 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第19回(2011) 問題65
問題
皮下出血がみられる疾患はどれか。
選択肢
1 紫斑病
2 関節リウマチ
3 肺気腫
4 過敏性腸症候群
解答
正解1(紫斑病)
解説
✓ 1. 正解
紫斑病
✓ 正しい。 紫斑病は血小板減少や血管壁の異常により皮下出血(紫斑)がみられる疾患である。教科書にも「血小板、血管、凝固因子などの異常による出血傾向のために皮下や粘膜に出血したものを出血斑(紫斑)と呼ぶ」と記載されている。関節リウマチは関節の炎症、肺気腫は肺の疾患、過敏性腸症候群は消化管の機能的疾患であり、いずれも皮下出血は呈さない。
✗ 2. 誤り
関節リウマチ
関節リウマチは関節滑膜の慢性炎症であり、朝のこわばりや関節腫脹が主症状で皮下出血は典型的でない。
✗ 3. 誤り
肺気腫
肺気腫は肺胞の破壊による閉塞性肺疾患であり、皮下出血とは関連しない。
✗ 4. 誤り
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群は腸管の機能的異常による腹痛・便通異常であり、皮下出血は伴わない。
ポイント
  • 紫斑病は血小板減少・血管壁異常による皮下出血(紫斑)を特徴とする疾患。
  • 紫斑病は血小板減少や血管壁の異常により皮下出血(紫斑)がみられる疾患である。
  • 教科書にも「血小板、血管、凝固因子などの異常による出血傾向のために皮下や粘膜に出血したものを出血斑(紫斑)と呼ぶ」と記載されている。
  • 重要用語: 紫斑病は血小板減少、血管壁異常による皮下出血、紫斑 を正確に理解しておくこと。
比較表
易感染性の原因 具体例
皮膚・粘膜の障害 火傷・外傷・抗癌薬使用
好中球の減少・機能不全 白血病・再生不良性貧血・糖尿病
体液性免疫不全 骨髄腫・リンパ腫・低蛋白血症
細胞性免疫不全 AIDS・悪性腫瘍・ステロイド長期使用
解説画像
あマ指 第19回(2011) 問題65|皮下出血がみられる疾患はどれか。 解説図
あマ指 第19回(2011) 問題65|皮下出血がみられる疾患はどれか。
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