学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ Q. ショック・出血傾向・貧血・易感染性 / Q0686

理由で解く 臨床医学総論

Q0686 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第19回(2011) 問題58
問題
出血傾向がみられる疾患はどれか。
選択肢
1 溶血性貧血
2 鉄欠乏性貧血
3 悪性貧血
4 再生不良性貧血
解答
正解4(再生不良性貧血)
解説
✗ 1. 誤り
溶血性貧血
溶血性貧血は赤血球破壊亢進による貧血であり、血小板は正常で出血傾向は伴わない。
✗ 2. 誤り
鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血は鉄不足によるヘモグロビン合成障害で、血小板は正常か増加傾向。
✗ 3. 誤り
悪性貧血
悪性貧血はビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血で、出血傾向は主症状ではない。
✓ 4. 正解
再生不良性貧血
✓ 正しい。 再生不良性貧血は骨髄の多能性造血幹細胞の障害により造血機能が低下し、赤血球・白血球・血小板すべてが減少する汎血球減少を呈する。血小板減少により出血傾向を伴うのが特徴的である。溶血性貧血は赤血球の破壊亢進、鉄欠乏性貧血は鉄不足、悪性貧血はB12欠乏による貧血で、いずれも血小板は保たれ出血傾向は典型的でない。
ポイント
  • 再生不良性貧血は汎血球減少により貧血+出血傾向+易感染性を呈する。
  • 再生不良性貧血は骨髄の多能性造血幹細胞の障害により造血機能が低下し、赤血球・白血球・血小板すべてが減少する汎血球減少を呈する。
  • 血小板減少により出血傾向を伴うのが特徴的である。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第19回(2011) 問題58|出血傾向がみられる疾患はどれか。 解説図
鍼灸 第19回(2011) 問題58|出血傾向がみられる疾患はどれか。
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