学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ P. 発疹(症状) / Q0671

理由で解く 臨床医学総論

Q0671 おもな症状の診察法

出典:鍼灸 第23回(2015) 問題47
問題
皮膚症状と疾患の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 紫斑 ― アトピー性皮膚炎
2 蝶形紅斑 ― 全身性硬化症
3 黄疸 ― 全身性エリテマトーデス
4 手掌紅斑 ― 肝硬変
解答
正解4(手掌紅斑 ――――― 肝硬変)
解説
✗ 1. 誤り
紫斑 ― アトピー性皮膚炎
紫斑は血小板減少や血管炎による出血傾向の所見であり、アトピー性皮膚炎の皮膚所見ではない。アトピー性皮膚炎は搔痒を伴う湿疹が特徴。
✗ 2. 誤り
蝶形紅斑 ― 全身性硬化症
蝶形紅斑は全身性エリテマトーデス(SLE)の特徴的所見であり、全身性硬化症(強皮症)の所見ではない。
✗ 3. 誤り
黄疸 ― 全身性エリテマトーデス
黄疸はビリルビンの上昇により生じ、肝胆道疾患や溶血性貧血でみられる。SLEの典型的皮膚症状ではない。
✓ 4. 正解
手掌紅斑 ― 肝硬変
✓ 正しい。 手掌紅斑は慢性肝疾患(肝硬変など)で手掌が赤くなる所見であり、肝硬変との組み合わせが正しい。教科書にも「慢性肝障害(肝硬変など)では手掌が赤くなり、手掌紅斑とよばれる」と記載されている。エストロゲンの代謝障害が原因とされる。
ポイント
  • 手掌紅斑は肝硬変の特徴的所見。蝶形紅斑はSLE。紫斑は血小板減少・血管炎。
  • 手掌紅斑は慢性肝疾患(肝硬変など)で手掌が赤くなる所見であり、肝硬変との組み合わせが正しい。
  • 教科書にも「慢性肝障害(肝硬変など)では手掌が赤くなり、手掌紅斑とよばれる」と記載されている。
  • 重要用語: 血管炎 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第23回(2015) 問題47|皮膚症状と疾患の組合せで正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第23回(2015) 問題47|皮膚症状と疾患の組合せで正しいのはどれか。
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