学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ M. 肥満・やせ / Q0650

理由で解く 臨床医学総論

Q0650 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第20回(2012) 問題65
問題
肥満を呈する疾患はどれか。
選択肢
1 シーハン症候群
2 シモンズ病
3 アジソン病
4 メタボリックシンドローム
解答
正解4(メタボリックシンドローム)
解説
✗ 1. 誤り
シーハン症候群
シーハン症候群は分娩時大量出血による下垂体壊死で下垂体ホルモン全般が低下し、やせを呈する。
✗ 2. 誤り
シモンズ病
シモンズ病は下垂体前葉機能低下症で高度のやせ(悪液質)を呈する。
✗ 3. 誤り
アジソン病
アジソン病は副腎皮質機能低下により体重減少・色素沈着・低血圧を呈する。
✓ 4. 正解
メタボリックシンドローム
✓ 正しい。 メタボリックシンドロームは内臓脂肪型肥満を基盤として高血糖・脂質異常・高血圧を合併する病態であり、肥満を呈する。シーハン症候群は分娩後の下垂体壊死、シモンズ病は下垂体前葉機能低下症、アジソン病は副腎皮質機能低下症であり、いずれもるいそう(やせ)を呈する。
ポイント
  • メタボリックシンドロームは内臓脂肪型肥満を基盤とする生活習慣病の集積。
  • シーハン症候群は分娩後の下垂体壊死、シモンズ病は下垂体前葉機能低下症、アジソン病は副腎皮質機能低下症であり、いずれもるいそう(やせ)を呈する。
  • シーハン症候群は分娩時大量出血による下垂体壊死で下垂体ホルモン全般が低下し、やせを呈する。
  • 重要用語: 肥満を呈する疾患はどれか を正確に理解しておくこと。
比較表
やせの分類 具体例
食物摂取量低下 神経性食欲不振症・うつ病・食道癌
消化・吸収障害 切除胃・潰瘍性大腸炎・吸収不良症候群
代謝亢進 甲状腺機能亢進症・褐色細胞腫
栄養素利用障害 糖尿病・アジソン病
慢性消耗性疾患 悪性腫瘍・肺結核(悪液質)
単純性やせ 体質性やせ・ダイエット
解説画像
あマ指 第20回(2012) 問題65|肥満を呈する疾患はどれか。 解説図
あマ指 第20回(2012) 問題65|肥満を呈する疾患はどれか。
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