学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ L. 腰下肢痛・関節痛・運動麻痺(症状) / Q0637

理由で解く 臨床医学総論

Q0637 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第20回(2012) 問題64
問題
関節痛がよくみられる疾患はどれか。
選択肢
1 気管支喘息
2 全身性工リテマトーデス
3 アトピー性皮膚炎
4 ギラン・バレー症候群
解答
正解2(全身性工リテマトーデス)
解説
✗ 1. 誤り
気管支喘息
気管支喘息は気道の慢性炎症と気道狭窄を特徴とし、関節痛は生じない。
✓ 2. 正解
全身性工リテマトーデス
✓ 正しい。 全身性エリテマトーデス(SLE)は全身性の自己免疫疾患であり、関節痛は最も多い症状の一つで約90%の患者にみられる。特に手指の小関節に好発する。気管支喘息はアレルギー性呼吸器疾患、アトピー性皮膚炎はアレルギー性皮膚疾患、ギラン・バレー症候群は末梢神経の自己免疫性脱髄疾患であり、いずれも関節痛は主症状ではない。
✗ 3. 誤り
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は皮膚のアレルギー性炎症であり、関節痛とは関連しない。
✗ 4. 誤り
ギラン・バレー症候群
ギラン・バレー症候群は末梢神経の脱髄により筋力低下を呈し、関節痛は主症状ではない。
ポイント
  • SLEでは関節痛が最も多い症状であり、皮疹・蝶形紅斑・腎障害などを伴う。
  • 全身性エリテマトーデス(SLE)は全身性の自己免疫疾患であり、関節痛は最も多い症状の一つで約90%の患者にみられる。
  • 特に手指の小関節に好発する。
  • 重要用語: 皮疹、蝶形紅斑、腎障害などを伴う を正確に理解しておくこと。
比較表
分類 具体例
膠原病・類縁疾患 関節リウマチ・SLE・皮膚筋炎・リウマチ熱・ベーチェット病
感染症 結核・敗血症・風疹
代謝性疾患 痛風・偽痛風
変形性疾患 変形性関節症
腫瘍 骨腫瘍・転移性骨腫瘍
その他 肩関節周囲炎・血友病・外傷
解説画像
あマ指 第20回(2012) 問題64|関節痛がよくみられる疾患はどれか。 解説図
あマ指 第20回(2012) 問題64|関節痛がよくみられる疾患はどれか。
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