学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ D. 咳・痰・息切れ・血痰・喀血・胸水 / Q0557

理由で解く 臨床医学総論

Q0557 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第29回(2021) 問題41
問題
呼吸器症状について正しいのはどれか。
選択肢
1 感冒は咳の原因となる。
2 間質性肺炎では湿性咳嗽が特徴である。
3 細菌性肺炎では白色痰が特徴である。
4 気管支喘息では昼間の咳が特徴である。
解答
正解1(感冒は咳の原因となる。)
解説
✓ 1. 正解
感冒は咳の原因となる。
✓ 正しい。 感冒(かぜ症候群)はウイルス感染による上気道の炎症であり、気道粘膜の炎症刺激により咳が出現する。感冒は咳の最も一般的な原因の一つである。間質性肺炎は乾性咳嗽(痰を伴わない)が特徴であり湿性ではない。細菌性肺炎は膿性痰(黄色〜緑色)が特徴で白色痰ではない。気管支喘息は夜間〜早朝の咳が特徴で昼間ではない。
✗ 2. 誤り
間質性肺炎では湿性咳嗽が特徴である。
間質性肺炎では肺胞壁の線維化が主体で分泌物は少なく、乾性咳嗽が特徴である。湿性ではない。
✗ 3. 誤り
細菌性肺炎では白色痰が特徴である。
細菌性肺炎では細菌感染による化膿性炎症で膿性痰(黄色〜緑色)が特徴であり、白色痰ではない。
✗ 4. 誤り
気管支喘息では昼間の咳が特徴である。
気管支喘息の咳は夜間〜早朝に悪化するのが特徴であり、昼間の咳が特徴ではない。
ポイント
  • 感冒は咳の最も一般的な原因。間質性肺炎は乾性咳嗽、細菌性肺炎は膿性痰が特徴。
  • 感冒(かぜ症候群)はウイルス感染による上気道の炎症であり、気道粘膜の炎症刺激により咳が出現する。
  • 感冒は咳の最も一般的な原因の一つである。
  • 重要用語: 細菌性肺炎は膿性痰が特徴 を正確に理解しておくこと。
比較表
分類 吸気性呼吸困難 呼気性呼吸困難
閉塞部位 上気道(喉頭・気管) 下気道(気管支)
機序 吸気時に上気道が狭窄 呼気時に気管支が虚脱・狭窄
聴診所見 stridor(吸気性喘鳴) wheezes(笛声音)
代表疾患 異物吸引・喉頭浮腫・クループ・鼻閉 気管支喘息・COPD
解説画像
あマ指 第29回(2021) 問題41|呼吸器症状について正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第29回(2021) 問題41|呼吸器症状について正しいのはどれか。
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