学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ D. 咳・痰・息切れ・血痰・喀血・胸水 / Q0550

理由で解く 臨床医学総論

Q0550 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第6回(1998) 問題71
問題
気管支喘息発作時の呼吸困難で楽な体位はどれか。
選択肢
1 仰臥位
2 起坐位
3 側臥位
4 腹臥位
解答
正解2(起坐位)
解説
✗ 1. 誤り
仰臥位
仰臥位では横隔膜が挙上し肺活量が低下するため、喘息発作時には呼吸困難が増悪する。
✓ 2. 正解
起坐位
✓ 正しい。 気管支喘息の発作時には気道狭窄により呼気性呼吸困難をきたす。起坐位では横隔膜が下がり呼吸が楽になるため、気管支喘息や左心不全による呼吸困難では起坐位(起坐呼吸)が楽な体位となる。仰臥位では静脈還流増加や横隔膜挙上により呼吸困難が増悪する。
✗ 3. 誤り
側臥位
側臥位は仰臥位よりやや楽だが、起坐位ほどの効果はない。
✗ 4. 誤り
腹臥位
腹臥位は横隔膜の動きが制限され、喘息発作時には不適切な体位である。
ポイント
  • 気管支喘息や心不全の呼吸困難時は起坐位(起坐呼吸)が楽な体位である。
  • 気管支喘息の発作時には気道狭窄により呼気性呼吸困難をきたす。
  • 起坐位では横隔膜が下がり呼吸が楽になるため、気管支喘息や左心不全による呼吸困難では起坐位(起坐呼吸)が楽な体位となる。
  • 重要用語: 起坐呼吸、が楽な体位である を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第6回(1998) 問題71|気管支喘息発作時の呼吸困難で楽な体位はどれか。 解説図
あマ指 第6回(1998) 問題71|気管支喘息発作時の呼吸困難で楽な体位はどれか。
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