学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ C. 血圧 / Q0057

理由で解く 臨床医学総論

Q0057 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:あマ指 第6回(1998) 問題70
問題
聴診法による血圧測定で収縮期血圧に相当するのはどれか。
選択肢
1 音が聴こえ始める点
2 音が最も大きく聴こえる点
3 突然音が小さくなる点
4 音が完全に消失する点
解答
正解1(音が聴こえ始める点)
解説
✓ 1. 正解
音が聴こえ始める点
✓ 正しい。 聴診法による血圧測定では、圧迫帯の圧を徐々に下げていくと、拍動に一致してコロトコフ音が聴こえ始める。この最初に音が聴こえる点がスワン第1点であり、収縮期血圧に相当する。その後音は変化し、突然弱くなる点がスワン第4点、完全に消失する点がスワン第5点で、拡張期血圧となる。
✗ 2. 誤り
音が最も大きく聴こえる点
音が最も大きく聴こえる点はスワン第3点付近であり、収縮期血圧ではない。
✗ 3. 誤り
突然音が小さくなる点
突然音が小さくなる点はスワン第4点であり、大動脈弁閉鎖不全症での拡張期血圧の判定に用いられる。
✗ 4. 誤り
音が完全に消失する点
音が完全に消失する点はスワン第5点であり、通常の拡張期血圧の判定点である。
ポイント
  • 収縮期血圧はスワン第1点(音の聴こえ始め)、拡張期血圧はスワン第5点(消失)
  • 聴診法による血圧測定では、圧迫帯の圧を徐々に下げていくと、拍動に一致してコロトコフ音が聴こえ始める。
  • この最初に音が聴こえる点がスワン第1点であり、収縮期血圧に相当する。
  • 重要用語: 収縮期血圧はスワン第1点、音の聴こえ始め、拡張期血圧はスワン第5点 を正確に理解しておくこと。
比較表
スワン点 音の変化 臨床的意義
第1点 音が聴こえ始める(トントン) 収縮期血圧の判定点
第2点 雑音が加わる(ザーザー)
第3点 音が最大になる(ドンドン)
第4点 突然音が弱くなる AR時の拡張期血圧の判定点
第5点 音が完全に消失する 拡張期血圧の判定点
解説画像
あマ指 第6回(1998) 問題70|聴診法による血圧測定で収縮期血圧に相当するのはどれか。 解説図
あマ指 第6回(1998) 問題70|聴診法による血圧測定で収縮期血圧に相当するのはどれか。
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