学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ L. 腰下肢痛・関節痛・運動麻痺(症状) / Q0632

理由で解く 臨床医学総論

Q0632 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第6回(1998) 問題72
問題
安静時腰痛を特徴とするのはどれか。
選択肢
1 脊椎骨の先天奇形
2 骨粗しょう症
3 悪性腫瘍の脊椎転移
4 変形性脊椎症
解答
正解3(悪性腫瘍の脊椎転移)
解説
✗ 1. 誤り
脊椎骨の先天奇形
脊椎骨の先天奇形は構造異常であり、動作や荷重時に症状が出る。
✗ 2. 誤り
骨粗しょう症
骨粗しょう症は骨脆弱性による圧迫骨折などで動作時痛を呈する。
✓ 3. 正解
悪性腫瘍の脊椎転移
✓ 正しい。 安静時腰痛は、動作と無関係に持続する痛みであり、悪性腫瘍の脊椎転移に特徴的である。腫瘍による骨破壊は安静にしていても進行するため、夜間痛や安静時痛を呈する。脊椎骨の先天奇形・骨粗しょう症・変形性脊椎症はいずれも荷重や動作時に痛みが増強する機械的腰痛である。
✗ 4. 誤り
変形性脊椎症
変形性脊椎症は加齢性変化による機械的腰痛で、動作開始時や荷重時に痛む。
ポイント
  • 安静時腰痛(夜間痛)は悪性腫瘍の脊椎転移を疑う重要な徴候である。
  • 安静時腰痛は、動作と無関係に持続する痛みであり、悪性腫瘍の脊椎転移に特徴的である。
  • 腫瘍による骨破壊は安静にしていても進行するため、夜間痛や安静時痛を呈する。
  • 重要用語: 安静時腰痛、夜間痛 を正確に理解しておくこと。
比較表
分類 具体例 痛みの特徴
椎間板疾患 椎間板ヘルニア・椎間板変性 動作時痛・下肢放散痛
脊椎の老化 変形性脊椎症・骨粗鬆症 動作開始時痛・荷重時痛
脊柱管狭窄 腰部脊柱管狭窄症 間欠性跛行
炎症 脊椎カリエス・強直性脊椎炎 安静時痛あり
腫瘍 癌の脊椎転移・脊髄腫瘍 安静時痛・夜間痛が特徴
内臓疾患 尿路結石・子宮筋腫 腰痛以外の随伴症状
解説画像
あマ指 第6回(1998) 問題72|安静時腰痛を特徴とするのはどれか。 解説図
あマ指 第6回(1998) 問題72|安静時腰痛を特徴とするのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手