学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ B. めまい・耳鳴り・難聴・眼振 / Q0533

理由で解く 臨床医学総論

Q0533 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第15回(2007) 問題60
問題
回転性めまいがみられないのはどれか。
選択肢
1 メニエール病
2 大動脈弁狭窄症
3 小脳橋角部腫瘍
4 前庭神経炎
解答
正解2(大動脈弁狭窄症)
解説
✗ 1.
メニエール病
✗ 正しい。メニエール病は内リンパ水腫により回転性めまいを反復する代表的疾患である。
✓ 2. 正解
大動脈弁狭窄症
✓ 誤り。 回転性めまいは前庭系(末梢または中枢)の障害で生じる。メニエール病は内リンパ水腫、前庭神経炎は前庭神経の炎症、小脳橋角部腫瘍は前庭神経への圧迫により回転性めまいを起こす。大動脈弁狭窄症は心臓弁膜症で、労作時に失神や失神性めまい(眼前暗黒感)をきたすが、回転性めまいではない。
✗ 3.
小脳橋角部腫瘍
✗ 正しい。小脳橋角部腫瘍は聴神経や前庭神経を圧迫して回転性めまいを生じる。
✗ 4.
前庭神経炎
✗ 正しい。前庭神経炎はウイルス感染などで前庭神経が障害され強い回転性めまいを起こす。
ポイント
  • 回転性めまいは前庭系の障害で生じ、心疾患の大動脈弁狭窄症では生じない。
  • 回転性めまいは前庭系(末梢または中枢)の障害で生じる。
  • メニエール病は内リンパ水腫、前庭神経炎は前庭神経の炎症、小脳橋角部腫瘍は前庭神経への圧迫により回転性めまいを起こす。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第15回(2007) 問題60|回転性めまいがみられないのはどれか。 解説図
あマ指 第15回(2007) 問題60|回転性めまいがみられないのはどれか。
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