学習トップ理由で解く 臨床医学総論第10章 ▸ B. めまい・耳鳴り・難聴・眼振 / Q0529

理由で解く 臨床医学総論

Q0529 おもな症状の診察法

出典:あマ指 第1回(1993) 問題72
問題
難聴の程度を検査する方法はどれか。
選択肢
1 耳鏡検査
2 オージオメーター検査
3 エックス線検査
4 深部脳波検査
解答
正解2(オージオメーター検査)
解説
✗ 1. 誤り
耳鏡検査
耳鏡検査は外耳道や鼓膜の視覚的観察であり、難聴の程度は測定できない。
✓ 2. 正解
オージオメーター検査
✓ 正しい。 難聴の程度を客観的に検査する方法はオージオメーター検査(純音聴力検査)である。オージオメーターは各周波数における聴力閾値を測定し、難聴の程度や種類(伝音性・感音性)を評価できる。耳鏡検査は鼓膜の観察、エックス線検査は骨構造の評価に用いる。
✗ 3. 誤り
エックス線検査
エックス線検査は骨構造の評価に用いるもので聴力の定量的評価には不向きである。
✗ 4. 誤り
深部脳波検査
深部脳波検査は脳の電気活動を記録するもので聴力検査ではない。
ポイント
  • 難聴の程度・種類の検査にはオージオメーター(純音聴力検査)を用いる。
  • 難聴の程度を客観的に検査する方法はオージオメーター検査(純音聴力検査)である。
  • オージオメーターは各周波数における聴力閾値を測定し、難聴の程度や種類(伝音性・感音性)を評価できる。
  • 重要用語: 難聴の程度、純音聴力検査、を用いる を正確に理解しておくこと。
比較表
項目 末梢性(前庭性)めまい 中枢性めまい
障害部位 内耳(前庭迷路)・前庭神経 脳幹・小脳
めまいの性状 回転性(グルグル回る) 浮動性(フワフワ不安定)
めまいの程度 強い 比較的軽度
持続時間 数時間〜数日 数日〜数週間(長い)
耳症状 耳鳴り・難聴を伴いやすい 耳症状は目立たない
眼振 一方向性 方向不定性
悪心・嘔吐 伴うことが多い 少ない
代表疾患 メニエール病・良性発作性頭位めまい・前庭神経炎 小脳脳幹梗塞・小脳脳幹出血・小脳腫瘍

表: 末梢性めまいと中枢性めまいの鑑別

解説画像
あマ指 第1回(1993) 問題72|難聴の程度を検査する方法はどれか。 解説図
あマ指 第1回(1993) 問題72|難聴の程度を検査する方法はどれか。
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