学習トップ理由で解く 臨床医学総論第9章 ▸ A. 一般検査(尿・便・血液) / Q0444

理由で解く 臨床医学総論

Q0444 臨床検査法

出典:あマ指 第18回(2010) 問題65
問題
白血球数が減少する疾患はどれか。
選択肢
1 悪性貧血
2 甲状腺機能亢進症
3 再生不良性貧血
4 糖尿病
解答
正解3(再生不良性貧血)
解説
✗ 1. 誤り
悪性貧血
悪性貧血はビタミンB12欠乏による巨赤芽球性貧血で、白血球減少は主症状ではない。
✗ 2. 誤り
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症は代謝亢進が主で白血球減少との関連は低い。
✓ 3. 正解
再生不良性貧血
✓ 正しい。 再生不良性貧血は骨髄の造血機能が低下する疾患であり、赤血球・白血球・血小板のすべてが減少する汎血球減少を特徴とする。白血球数減少の代表疾患である。悪性貧血・甲状腺機能亢進症・糖尿病では白血球減少は主症状ではない。
✗ 4. 誤り
糖尿病
糖尿病は血糖代謝異常であり白血球減少をきたさない。
ポイント
  • 再生不良性貧血は骨髄低形成により汎血球減少(赤血球・白血球・血小板すべて減少)を示す。
  • 再生不良性貧血は骨髄の造血機能が低下する疾患であり、赤血球・白血球・血小板のすべてが減少する汎血球減少を特徴とする。
  • 白血球数減少の代表疾患である。
  • 重要用語: 赤血球、白血球、血小板すべて減少 を正確に理解しておくこと。
比較表
血算項目 基準値 増加する疾患 減少する疾患
赤血球(RBC) 男430〜554万/μl 女374〜495万/μl 真性多血症、脱水 各種貧血、白血病
ヘモグロビン(Hb) 男13.8〜16.9g/dl 女12〜15g/dl 多血症 貧血
白血球(WBC) 4,000〜9,000/μl 細菌感染症、白血病、心筋梗塞 ウイルス感染症、再生不良性貧血
血小板(Plt) 15〜40万/μl 本態性血小板血症、大量出血 ITP、肝硬変、白血病
赤沈 1〜15mm/h 感染症、貧血、膠原病、骨髄腫 赤血球増加症、DIC
解説画像
あマ指 第18回(2010) 問題65|白血球数が減少する疾患はどれか。 解説図
あマ指 第18回(2010) 問題65|白血球数が減少する疾患はどれか。
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