学習トップ理由で解く 臨床医学総論第8章 ▸ C. 小児の診察 / Q0432

理由で解く 臨床医学総論

Q0432 その他の診察

出典:あマ指 第5回(1997) 問題73
問題
精神発達遅滞の原因で誤っているのはどれか。
選択肢
1 代謝異常
2 妊娠中の異常
3 アルツハイマー病
4 脳炎
解答
正解3(アルツハイマー病)
解説
✗ 1.
代謝異常
✗ 正しい。代謝異常(フェニルケトン尿症、甲状腺機能低下症など)は先天性の知的障害の原因となる。正しい。
✗ 2.
妊娠中の異常
✗ 正しい。妊娠中の異常(感染症、薬物、放射線被曝など)は胎児の脳発達に影響し、精神発達遅滞の原因となる。正しい。
✓ 3. 正解
アルツハイマー病
✓ 誤り。 アルツハイマー病は一度発達した知能が後天的に低下する認知症であり、生来の精神発達遅滞(知的障害)の原因ではない。精神発達遅滞は先天性または周産期の要因により知能の発達が遅れる状態であり、代謝異常(フェニルケトン尿症など)、妊娠中の異常、脳炎後遺症などが原因となる。
✗ 4.
脳炎
✗ 正しい。脳炎は乳幼児期に罹患した場合、脳障害の後遺症として精神発達遅滞の原因となりうる。正しい。
ポイント
  • アルツハイマー病は後天的認知症であり、先天性の精神発達遅滞の原因ではない
  • アルツハイマー病は一度発達した知能が後天的に低下する認知症であり、生来の精神発達遅滞(知的障害)の原因ではない。
  • 精神発達遅滞は先天性または周産期の要因により知能の発達が遅れる状態であり、代謝異常(フェニルケトン尿症など)、妊娠中の異常、脳炎後遺症などが原因となる。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
発育期 年齢
新生児期 出生後4週間
乳児期 出生後1年
幼児期 1〜6歳
学童前期 6〜10歳
青少年期 女:8〜10〜18歳、男:10〜12〜20歳
思春期(平均) 女:13歳、男:15歳
解説画像
あマ指 第5回(1997) 問題73|精神発達遅滞の原因で誤っているのはどれか。 解説図
あマ指 第5回(1997) 問題73|精神発達遅滞の原因で誤っているのはどれか。
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