学習トップ理由で解く 臨床医学総論第8章 ▸ A. 救急時の診察 / Q0416

理由で解く 臨床医学総論

Q0416 その他の診察

出典:鍼灸 第13回(2005) 問題64
問題
成人の胸骨圧迫心臓マッサージで適切でない記述はどれか。
選択肢
1 毎分100 回で行う。
2 胸骨が4~5cm 沈む程度に圧迫する。
3 加庄と除圧の比は1:2 である。
4 圧迫部位は胸骨下端から2 横指頭側である。
解答
正解3(加庄と除圧の比は1:2 である。)
解説
✗ 1.
毎分100 回で行う。
✗ 正しい。胸骨圧迫は毎分100回以上(現行ガイドラインでは100〜120回)で行う。適切な記述である。
✗ 2.
胸骨が4~5cm 沈む程度に圧迫する。
✗ 正しい。胸骨が4〜5cm沈む程度に圧迫するのは成人に対する適切な深さである。
✓ 3. 正解
加庄と除圧の比は1:2 である。
✓ 誤り。 胸骨圧迫心臓マッサージでは加圧と除圧の比(圧迫:弛緩)は1:1が適切であり、1:2は誤りである。十分な除圧(胸郭の完全な戻り)を行いつつも、加圧と除圧は等しい時間配分で行う。毎分100回以上のテンポで、胸骨が4〜5cm沈む程度に圧迫する。
✗ 4.
圧迫部位は胸骨下端から2 横指頭側である。
✗ 正しい。圧迫部位は胸骨下端から2横指頭側(胸骨体の下半分)であり、適切な記述である。
ポイント
  • 胸骨圧迫の加圧と除圧の比は1:1が適切で、毎分100〜120回で行う
  • 胸骨圧迫心臓マッサージでは加圧と除圧の比(圧迫:弛緩)は1:1が適切であり、1:2は誤りである。
  • 十分な除圧(胸郭の完全な戻り)を行いつつも、加圧と除圧は等しい時間配分で行う。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
項目 成人の基準
胸骨圧迫の速さ 100〜120回/分
圧迫の深さ 約5cm(6cmを超えない)
圧迫部位 胸骨の下半分
圧迫と人工呼吸の比 30:2
加圧と除圧の比 1:1
解説画像
鍼灸 第13回(2005) 問題64|成人の胸骨圧迫心臓マッサージで適切でない記述はどれか。 解説図
鍼灸 第13回(2005) 問題64|成人の胸骨圧迫心臓マッサージで適切でない記述はどれか。
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