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理由で解く 臨床医学総論

Q0401 運動機能検査

出典:あマ指 第27回(2019) 問題50
問題
徒手検査と検査対象の組合せで正しいのはどれか。
選択肢
1 ファレンテスト ― 膝関節
2 トーマステスト ― 股関節
3 マクマレーテスト ― 肘関節
4 スパーリングテスト ― 腰椎
解答
正解2(トーマステスト ― 股関節)
解説
✗ 1. 誤り
ファレンテスト ― 膝関節
この選択肢の検査と対象の組合せは正しい対応関係にない。
✓ 2. 正しい
トーマステスト ― 股関節
徒手検査と検査対象の正しい組合せを問う問題である。SLRテストは坐骨神経痛(腰椎椎間板ヘルニア)、スパーリングテストは頸椎神経根障害、パトリックテストは股関節・仙腸関節障害、ファレンテストは手根管症候群が検査対象である。各検査の対象を正確に把握する。
✗ 3. 誤り
マクマレーテスト ― 肘関節
この選択肢の検査と対象の組合せは正しい対応関係にない。
✗ 4. 誤り
スパーリングテスト ― 腰椎
この選択肢の検査と対象の組合せは正しい対応関係にない。
ポイント
  • 検査と対象:SLR=椎間板ヘルニア、パトリック=股関節、ファレン=手根管症候群。
  • 徒手検査と検査対象の正しい組合せを問う問題である。
  • SLRテストは坐骨神経痛(腰椎椎間板ヘルニア)、スパーリングテストは頸椎神経根障害、パトリックテストは股関節・仙腸関節障害、ファレンテストは手根管症候群が検査対象である。
  • 重要用語: パトリック=股関節、ファレン=手根管症候群 を正確に理解しておくこと。
比較表
部位 検査法 方法の要点 対象疾患
頸椎 ジャクソンテスト 頸部を後側屈し頭部を圧迫 頸椎症・椎間板ヘルニア
スパーリングテスト 頭部を患側へ倒し圧迫 頸椎神経根症
イートンテスト 頭部を健側へ傾け患側上肢を牽引 神経根圧迫・癒着
胸郭出口 アドソンテスト 頸部後屈・患側回旋・深呼吸 斜角筋症候群
エデンテスト 上肢を後下方に引き下げる 肋鎖症候群
ライトテスト 上肢を過外転 小胸筋症候群
モーレイテスト 前斜角筋部を圧迫 胸郭出口症候群
肩 ヤーガソンテスト 肘90°屈曲で前腕回外に抵抗 上腕二頭筋長頭腱炎
腰・下肢 SLRテスト 下肢伸展挙上 腰椎椎間板ヘルニア
ボンネットテスト 股・膝90°屈曲で内旋・内転 坐骨神経痛
大腿神経伸展テスト 腹臥位で膝屈曲・股関節伸展 上位腰椎ヘルニア
股関節 トーマステスト 一側膝を胸に抱え屈曲拘縮を検出 股関節屈曲拘縮
パトリックテスト 4の字テスト(屈曲外転外旋) 変形性股関節症・仙腸関節障害
トレンデレンブルグ徴候 患側片脚起立で健側骨盤が下がる 先天性股関節脱臼・中殿筋麻痺
膝 マックマレーテスト 膝最大屈曲から伸展(回旋負荷) 半月板損傷
前方引き出しテスト 膝90°屈曲で下腿を前方へ引き出す 前十字靱帯損傷
ラックマンテスト 膝20〜30°屈曲で前方引き出し 前十字靱帯損傷
アプレイテスト 腹臥位で下腿に圧迫・牽引+回旋 半月板・側副靱帯損傷
手 ファレンテスト 手関節掌屈保持 手根管症候群
チネルサイン 手根管部を叩打 手根管症候群
腱 トンプソンテスト 腹臥位で腓腹筋を握る アキレス腱断裂
解説画像
あマ指 第27回(2019) 問題50|徒手検査と検査対象の組合せで正しいのはどれか。 解説図
あマ指 第27回(2019) 問題50|徒手検査と検査対象の組合せで正しいのはどれか。
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