学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ D. 協調運動 / Q0358

理由で解く 臨床医学総論

Q0358 運動機能検査

出典:鍼灸 第15回(2007) 問題57
問題
運動失調の検査でないのはどれか。
選択肢
1 指鼻試験
2 手回内回外試験
3 踵膝試験
4 皮膚書字試験
解答
正解4(皮膚書字試験)
解説
✗ 1.
指鼻試験
✗ 正しい。指鼻試験は上肢の協調運動を評価する運動失調の基本的な検査法である。
✗ 2.
手回内回外試験
✗ 正しい。踵膝試験は下肢の協調運動を評価する運動失調の検査法である。
✗ 3.
踵膝試験
✗ 正しい。変換運動(回内回外運動)は協調運動の速度と規則性を評価する運動失調の検査法である。
✓ 4. 正解
皮膚書字試験
✓ 誤り。 運動失調の検査には指鼻試験、踵膝試験、変換運動(回内回外運動)、ロンベルグ試験、書字試験などがある。これらは小脳性または脊髄性の運動失調を評価するために用いられる。バビンスキー反射は錐体路障害を検出する病的反射の検査であり、運動失調の検査ではない。
ポイント
  • 運動失調の検査:指鼻試験・踵膝試験・変換運動・ロンベルグ試験。バビンスキーは錐体路検査。
  • 運動失調の検査には指鼻試験、踵膝試験、変換運動(回内回外運動)、ロンベルグ試験、書字試験などがある。
  • これらは小脳性または脊髄性の運動失調を評価するために用いられる。
  • 重要用語: 運動失調の検査:指鼻試験、踵膝試験、変換運動 を正確に理解しておくこと。
比較表
項目 小脳性失調 脊髄性(後索性)失調
障害部位 小脳および入出力系 脊髄後索(深部感覚伝導路)
ロンベルグ徴候 陰性(開眼時から動揺) 陽性(閉眼で著明に動揺)
視覚の代償 代償されない 視覚で代償可能
指鼻試験 開眼・閉眼とも異常(企図振戦) 閉眼時に異常
歩行 酔っぱらい様(開脚歩行) 足を高く上げ足元を見て歩く
書字 大字症(書字漸大)
代表疾患 小脳梗塞・小脳出血・小脳腫瘍 脊髄癆・ギランバレー症候群
解説画像
鍼灸 第15回(2007) 問題57|運動失調の検査でないのはどれか。 解説図
鍼灸 第15回(2007) 問題57|運動失調の検査でないのはどれか。
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