学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ D. 姿勢・体位・歩行 / Q0120

理由で解く 臨床医学総論

Q0120 全身の診察

出典:鍼灸 第15回(2007) 問題56
問題
歩容と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
選択肢
1 疼痛性跛行 ― 変形性股関節症
2 間欠跛行 ― 閉塞性動脈硬化症
3 失調性歩行 ― パーキンソン病
4 アヒル歩行 ― 先天性股関節脱臼
解答
正解3(失調性歩行 - パーキンソン病)
解説
✗ 1.
疼痛性跛行 ― 変形性股関節症
✗ 正しい。疼痛性跛行は変形性股関節症の疼痛による跛行であり、正しい。
✗ 2.
間欠跛行 ― 閉塞性動脈硬化症
✗ 正しい。間欠跛行は閉塞性動脈硬化症の下肢虚血でみられ、正しい。
✓ 3. 正解
失調性歩行 ― パーキンソン病
✓ 誤り。 失調性歩行は小脳障害や脊髄後索障害でみられる歩行異常であり、パーキンソン病とは関連しない。パーキンソン病でみられるのは突進歩行(小刻み歩行)である。疼痛性跛行は変形性股関節症、間欠跛行は閉塞性動脈硬化症、アヒル歩行は先天性股関節脱臼でそれぞれ正しい。
✗ 4.
アヒル歩行 ― 先天性股関節脱臼
✗ 正しい。アヒル歩行は先天性股関節脱臼や筋ジストロフィーで股関節外転筋力低下によりみられ、正しい。
ポイント
  • パーキンソン病は突進歩行であり、失調性歩行ではない。
  • 失調性歩行は小脳障害や脊髄後索障害でみられる歩行異常であり、パーキンソン病とは関連しない。
  • パーキンソン病でみられるのは突進歩行(小刻み歩行)である。
  • 重要用語: 失調性歩行ではない を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第15回(2007) 問題56|歩容と疾患との組合せで誤っているのはどれか。 解説図
鍼灸 第15回(2007) 問題56|歩容と疾患との組合せで誤っているのはどれか。
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