学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ D. 協調運動 / Q0357

理由で解く 臨床医学総論

Q0357 運動機能検査

出典:鍼灸 第13回(2005) 問題68
問題
脊髄後索性失調の検査で最も適切なのはどれか。
選択肢
1 ロンベルグ試験
2 変換運動
3 膝踵試験
4 書字試験
解答
正解1(ロンベルグ試験)
解説
✓ 1. 正解
ロンベルグ試験
✓ 正しい。 脊髄後索性失調は脊髄後索の障害により深部感覚が障害されて生じる運動失調である。ロンベルグ試験が最も適切な検査で、開眼時には安定するが閉眼すると著明に動揺する(ロンベルグ徴候陽性)。これは深部感覚の障害を視覚で代償しているためで、閉眼により代償が不能となって失調が顕在化する。
✗ 2. 誤り
変換運動
指鼻試験は小脳性失調の検査としてより有用で、脊髄後索性失調に最も適切とはいえない。
✗ 3. 誤り
膝踵試験
踵膝試験も小脳性失調の評価により有用であり、脊髄後索性失調の特異的検査ではない。
✗ 4. 誤り
書字試験
変換運動は小脳性失調の評価法であり、脊髄後索性失調の最適な検査ではない。
ポイント
  • 脊髄後索性失調の検査にはロンベルグ試験が最適で、閉眼時の動揺増大が特徴。
  • 脊髄後索性失調は脊髄後索の障害により深部感覚が障害されて生じる運動失調である。
  • ロンベルグ試験が最も適切な検査で、開眼時には安定するが閉眼すると著明に動揺する(ロンベルグ徴候陽性)。
  • 重要用語: 閉眼時の動揺増大が特徴 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第13回(2005) 問題68|脊髄後索性失調の検査で最も適切なのはどれか。 解説図
鍼灸 第13回(2005) 問題68|脊髄後索性失調の検査で最も適切なのはどれか。
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