学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ C. 不随意運動 / Q0349

理由で解く 臨床医学総論

Q0349 運動機能検査

出典:鍼灸 第13回(2005) 問題67
問題
持続時間が最も短い不随意運動はどれか。
選択肢
1 舞踏病様運動
2 ミオクローヌス
3 アテトーゼ
4 ジストニア
解答
正解2(ミオクローヌス)
解説
✗ 1. 誤り
舞踏病様運動
舞踏運動は不規則で目的のない迅速な運動であるが、ミオクローヌスよりは持続時間が長い。
✓ 2. 正解
ミオクローヌス
✓ 正しい。 持続時間が最も短い不随意運動はミオクローヌスである。ミオクローヌスは筋肉の突発的かつ瞬間的な収縮で、極めて短時間(数十ミリ秒程度)で終わる。舞踏運動やアテトーゼ、ジストニーはより持続時間が長い不随意運動である。振戦はリズミカルに反復する運動で、ミオクローヌスとは性質が異なる。
✗ 3. 誤り
アテトーゼ
アテトーゼは緩徐で持続性のくねるような運動であり、持続時間は長い。
✗ 4. 誤り
ジストニア
ジストニーは大きな緩徐な運動で体部の捻転を伴い、持続時間が長い。
ポイント
  • 不随意運動の持続時間:ミオクローヌスが最短、アテトーゼ・ジストニーは長い。
  • 持続時間が最も短い不随意運動はミオクローヌスである。
  • ミオクローヌスは筋肉の突発的かつ瞬間的な収縮で、極めて短時間(数十ミリ秒程度)で終わる。
  • 重要用語: アテトーゼ、ジストニーは長い を正確に理解しておくこと。
比較表
不随意運動 特徴 規則性 速度 関連疾患
振戦 リズミカルな反復運動 規則的 速い パーキンソン病・甲状腺機能亢進症
舞踏運動 不規則で多様な迅速な運動 不規則 速い ハンチントン舞踏病・小舞踏病
アテトーゼ 緩徐でくねるような持続性運動 不規則 遅い 脳性麻痺・核黄疸
バリスムス 上下肢を投げ出す粗大な運動 不規則 速い 視床下核の血管障害
ジストニー 大きな緩徐な捻転・回転運動 不規則 遅い 大脳基底核障害
ミオクローヌス 突発的な素早い筋収縮 不規則 最速 脳炎後遺症
チック 急速で反復的な常同運動 不規則 速い トゥレット症候群
解説画像
鍼灸 第13回(2005) 問題67|持続時間が最も短い不随意運動はどれか。 解説図
鍼灸 第13回(2005) 問題67|持続時間が最も短い不随意運動はどれか。
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