学習トップ理由で解く 臨床医学総論第7章 ▸ A. 運動麻痺(上位・下位ニューロン) / Q0316

理由で解く 臨床医学総論

Q0316 運動機能検査

出典:鍼灸 第6回(1998) 問題60
問題
自律神経症状はどれか。
選択肢
1 ラセーグ徴候
2 バビンスキー徴侯
3 ホルネル症候
4 ブラウンセカール症候
解答
正解3(ホルネル症候)
解説
✗ 1. 誤り
ラセーグ徴候
この症状は体性神経(運動神経)の症状であり、自律神経症状ではない。
✗ 2. 誤り
バビンスキー徴侯
この症状は体性神経の症状であり、自律神経症状ではない。
✓ 3. 正解
ホルネル症候
✓ 正しい。 自律神経は交感神経と副交感神経からなり、内臓機能を不随意的に調節する。自律神経症状には発汗異常、瞳孔異常、消化管運動障害、排尿障害、起立性低血圧、心拍異常などがある。運動麻痺や感覚障害は体性神経の症状であり、自律神経症状とは区別される。
✗ 4. 誤り
ブラウンセカール症候
この症状は体性神経の症状であり、自律神経症状ではない。
ポイント
  • 自律神経症状は内臓機能の障害(発汗異常・排尿障害・起立性低血圧)であり、運動麻痺とは異なる。
  • 自律神経は交感神経と副交感神経からなり、内臓機能を不随意的に調節する。
  • 自律神経症状には発汗異常、瞳孔異常、消化管運動障害、排尿障害、起立性低血圧、心拍異常などがある。
  • 重要用語: 発汗異常、排尿障害、起立性低血圧 を正確に理解しておくこと。
比較表
所見 上位運動ニューロン障害 下位運動ニューロン障害
麻痺の性状 痙性麻痺 弛緩性麻痺
筋萎縮 なし(廃用性のみ) あり(著明)
筋線維束攣縮 なし あり
筋トーヌス 亢進(痙直) 低下
腱反射 亢進 減弱〜消失
病的反射 出現(バビンスキー反射など) なし
代表的疾患 脳血管障害・脳腫瘍・脊髄損傷 脊髄前角障害・末梢神経障害・ギランバレー症候群
解説画像
鍼灸 第6回(1998) 問題60|自律神経症状はどれか。 解説図
鍼灸 第6回(1998) 問題60|自律神経症状はどれか。
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