学習トップ理由で解く 臨床医学総論第6章 ▸ A. 感覚検査 / Q0248

理由で解く 臨床医学総論

Q0248 神経系の診察

出典:鍼灸 第2回(1994) 問題64
問題
臍部の皮膚知覚の支配神経はどれか。
選択肢
1 第7 胸神経
2 第10 胸神経
3 第1 腰神経
4 第5 腰神経
解答
正解2(第10 胸神経)
解説
✗ 1. 誤り
第7 胸神経
第7胸神経(T7)は上腹部(剣状突起と臍の中間付近)を支配し、臍部ではない。
✓ 2. 正解
第10 胸神経
✓ 正しい。 脊髄神経デルマトームにおいて、臍部の皮膚知覚はT10(第10胸神経)が支配する。デルマトームの重要な指標として、乳頭部はT4、剣状突起部はT6、臍部はT10、鼠径部はL1が支配領域として知られている。これらの知識は脊髄障害の高位診断に不可欠である。
✗ 3. 誤り
第1 腰神経
第1腰神経(L1)は鼠径部を支配し、臍部より下方の領域である。
✗ 4. 誤り
第5 腰神経
第5腰神経(L5)は下腿外側から足背を支配し、臍部とは大きく異なる。
ポイント
  • デルマトームの代表的指標:乳頭T4、剣状突起T6、臍T10、鼠径部L1を暗記する。
  • 脊髄神経デルマトームにおいて、臍部の皮膚知覚はT10(第10胸神経)が支配する。
  • デルマトームの重要な指標として、乳頭部はT4、剣状突起部はT6、臍部はT10、鼠径部はL1が支配領域として知られている。
  • 重要用語: 剣状突起T6、臍T10、鼠径部L1を暗記する を正確に理解しておくこと。
比較表
脊髄分節 支配領域(ランドマーク)
C4 肩上部
C5 肘外側(三角筋部)
C6 母指
C7 中指
C8 小指
T4 乳頭の高さ
T10 臍の高さ
L1 鼠径部
L3 膝前面
L4 下腿内側
L5 足背・母趾
S1 足底外側・小趾
S3 膝窩
解説画像
鍼灸 第2回(1994) 問題64|臍部の皮膚知覚の支配神経はどれか。 解説図
鍼灸 第2回(1994) 問題64|臍部の皮膚知覚の支配神経はどれか。
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