学習トップ理由で解く 臨床医学総論第6章 ▸ A. 感覚検査 / Q0247

理由で解く 臨床医学総論

Q0247 神経系の診察

出典:あマ指 第2回(1994) 問題73
問題
表在知覚でないのはどれか。
選択肢
1 聴覚
2 痛覚
3 温度覚
4 触覚
解答
正解1(聴覚)
解説
✓ 1. 正解
聴覚
✓ 誤り。 表在感覚(表在知覚)には触覚・痛覚・温度覚が含まれる。聴覚は特殊感覚(内耳の蝸牛で受容)であり、表在感覚には分類されない。表在感覚は皮膚や粘膜の受容器で感知される感覚であり、深部感覚(位置覚・振動覚)や複合感覚(二点識別覚・立体認知)とは区別される。
✗ 2.
痛覚
✗ 正しい。痛覚は皮膚の自由神経終末で受容される表在感覚の一つである。
✗ 3.
温度覚
✗ 正しい。温度覚は温覚と冷覚からなり、皮膚の温度受容器で感知される表在感覚である。
✗ 4.
触覚
✗ 正しい。触覚は皮膚のマイスネル小体やメルケル盤などで受容される表在感覚の代表である。
ポイント
  • 表在感覚は触覚・痛覚・温度覚の3つであり、聴覚・視覚などの特殊感覚とは異なる。
  • 表在感覚(表在知覚)には触覚・痛覚・温度覚が含まれる。
  • 聴覚は特殊感覚(内耳の蝸牛で受容)であり、表在感覚には分類されない。
  • 重要用語: 表在感覚は触覚、痛覚、温度覚の3つであり を正確に理解しておくこと。
比較表
分類 感覚の種類 検査法
表在感覚 触覚 脱脂綿・毛筆で軽く触れる
痛覚 安全ピン・針先で軽くつつく
温度覚 温湯(40〜45℃)・冷水(5〜10℃)の試験管を当てる
深部感覚 位置覚 足趾・手指を他動的に動かし方向を答えさせる
振動覚 音叉(128Hz)を骨突出部に当て振動を感じる時間を測定
深部痛覚 筋肉・腱・睾丸を強く圧迫
複合感覚 二点識別覚 コンパスで2点刺激の最短識別距離を測定
皮膚書字覚 手掌などに数字・記号を書き認識させる
立体認知 閉眼で物体を触らせ何かを認識させる
解説画像
あマ指 第2回(1994) 問題73|表在知覚でないのはどれか。 解説図
あマ指 第2回(1994) 問題73|表在知覚でないのはどれか。
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