学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ G. 肺・胸膜(呼吸音) / Q0164

理由で解く 臨床医学総論

Q0164 局所の診察

出典:あマ指 第5回(1997) 問題71
問題
気管支喘息発作時の呼吸で誤っているのはどれか。
選択肢
1 呼吸数の増加
2 吸気の延長
3 起坐位
4 喘鳴
解答
正解2(吸気の延長)
解説
✗ 1.
呼吸数の増加
✗ 正しい。喘息発作時は呼吸数が増加する。正しい。
✓ 2. 正解
吸気の延長
✓ 誤り。 気管支喘息発作時は気道狭窄により呼気が延長する。吸気の延長ではなく呼気の延長が特徴的である。呼吸数は増加し、呼吸困難から起座位をとり、気道狭窄による喘鳴(wheezing)が聴取される。
✗ 3.
起坐位
✗ 正しい。呼吸困難のため起座位をとるのは正しい。
✗ 4.
喘鳴
✗ 正しい。気道狭窄により喘鳴(wheezing)が聴取されるのは正しい。
ポイント
  • 気管支喘息発作時は呼気が延長し、吸気の延長は誤りである。
  • 気管支喘息発作時は気道狭窄により呼気が延長する。
  • 吸気の延長ではなく呼気の延長が特徴的である。
  • 重要用語: 吸気の延長は誤りである を正確に理解しておくこと。
比較表
分類 呼吸音 特徴 聴取部位
正常 肺胞呼吸音 低調、軟らか、吸気優位 正常肺野の大部分
正常 気管支呼吸音 高調、呼気相延長 喉頭・気管・肩甲骨間部
正常 気管支肺胞呼吸音 上記の混合 右肺尖・鎖骨下
副雑音 音の特徴 代表的疾患
高調性連続性(wheezing) ヒューヒュー 気管支喘息
低調性連続性(いびき音) グーグー、ブーン 慢性気管支炎
粗い断続性(水泡音) ブツブツ 気管支肺炎、肺化膿症
細かい断続性(捻髪音) バリバリ 肺線維症、肺炎
胸膜摩擦音 なめし革をこする音 胸膜炎
解説画像
あマ指 第5回(1997) 問題71|気管支喘息発作時の呼吸で誤っているのはどれか。 解説図
あマ指 第5回(1997) 問題71|気管支喘息発作時の呼吸で誤っているのはどれか。
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