学習トップ理由で解く 臨床医学総論第5章 ▸ B. 眼 / Q0144

理由で解く 臨床医学総論

Q0144 局所の診察

出典:鍼灸 第6回(1998) 問題58
問題
眼球運動に関与しない神経はどれか。
選択肢
1 視神経
2 動眼神経
3 滑車神経
4 外転神経
解答
正解1(視神経)
解説
✓ 1. 正解
視神経
✓ 正しい。 眼球運動は動眼神経(III)・滑車神経(IV)・外転神経(VI)によって支配される。視神経(II)は視覚を司る感覚神経であり眼球運動には関与しない。動眼神経は上直筋・下直筋・内直筋・下斜筋を、滑車神経は上斜筋を、外転神経は外直筋を支配する。
✗ 2. 誤り
動眼神経
動眼神経は上直筋・下直筋・内直筋・下斜筋を支配し眼球運動に関与する。
✗ 3. 誤り
滑車神経
滑車神経は上斜筋を支配し眼球運動に関与する。
✗ 4. 誤り
外転神経
外転神経は外直筋を支配し眼球運動に関与する。
ポイント
  • 視神経(II)は感覚神経で眼球運動には関与せず、運動はIII・IV・VIが支配する。
  • 眼球運動は動眼神経(III)・滑車神経(IV)・外転神経(VI)によって支配される。
  • 視神経(II)は視覚を司る感覚神経であり眼球運動には関与しない。
  • 重要用語: 視神経、II、運動はIII を正確に理解しておくこと。
比較表
眼の所見 原因・疾患 特徴
眼瞼下垂 動眼神経麻痺 上眼瞼挙筋の麻痺
眼瞼下垂 重症筋無力症 午後に増悪、易疲労性
眼瞼下垂 ホルネル症候群 交感神経障害(ミュラー筋)
眼球突出 バセドウ病 両側性、甲状腺機能亢進
眼球陥凹 ホルネル症候群 縮瞳・眼裂狭小を伴う
散瞳 動眼神経麻痺 対光反射消失
縮瞳 ホルネル症候群 交感神経障害
縮瞳 モルヒネ中毒 薬物性
複視 動眼・滑車・外転神経麻痺 一側の麻痺で出現
眼振 小脳・脳幹・迷路疾患 水平/垂直/回転性
解説画像
鍼灸 第6回(1998) 問題58|眼球運動に関与しない神経はどれか。 解説図
鍼灸 第6回(1998) 問題58|眼球運動に関与しない神経はどれか。
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