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理由で解く 臨床医学総論

Q0137 全身の診察

出典:鍼灸 第33回(2025) 問題45
問題
チアノーゼの原因とならないのはどれか。
選択肢
1 貧血
2 左心不全
3 ファロー四徴症
4 COPD
解答
正解1(貧血)
解説
✓ 1. 正解
貧血
✓ 誤り。 チアノーゼは還元ヘモグロビン濃度が5g/dL以上に上昇すると出現する。貧血ではヘモグロビン濃度自体が低いため、還元ヘモグロビン濃度が閾値に達しにくくチアノーゼは出現しにくい。左心不全、ファロー四徴症、COPDはいずれも低酸素血症をきたしチアノーゼの原因となる。
✗ 2.
左心不全
✗ 正しい。左心不全では肺うっ血により酸素化が障害され、チアノーゼの原因となる。
✗ 3.
ファロー四徴症
✗ 正しい。ファロー四徴症は右左シャントにより静脈血が動脈に流入しチアノーゼをきたす代表疾患。
✗ 4.
COPD
✗ 正しい。COPDでは慢性的な低酸素血症によりチアノーゼを呈する。
ポイント
  • 貧血ではヘモグロビン総量が少なく還元型が閾値に達しないためチアノーゼは出にくい。
  • チアノーゼは還元ヘモグロビン濃度が5g/dL以上に上昇すると出現する。
  • 貧血ではヘモグロビン濃度自体が低いため、還元ヘモグロビン濃度が閾値に達しにくくチアノーゼは出現しにくい。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
チアノーゼの分類 原因 代表疾患
中心性チアノーゼ 動脈血の酸素化障害 先天性心疾患(ファロー四徴症)、COPD
末梢性チアノーゼ 末梢での酸素消費増大 心不全、末梢循環不全
出現しにくい場合 ヘモグロビン低値 貧血(還元Hb量が不足)
解説画像
鍼灸 第33回(2025) 問題45|チアノーゼの原因とならないのはどれか。 解説図
鍼灸 第33回(2025) 問題45|チアノーゼの原因とならないのはどれか。
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