学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ F. リンパ節 / Q0138

理由で解く 臨床医学総論

Q0138 全身の診察

出典:鍼灸 第3回(1995) 問題62
問題
圧痛を特徴とするリンパ節腫脹がみられる疾患はどれか。
選択肢
1 化膿性リンパ節炎
2 結核性リンパ節炎
3 悪性リンパ腫
4 転移性悪性腫瘍
解答
正解1(化膿性リンパ節炎)
解説
✓ 1. 正解
化膿性リンパ節炎
✓ 正しい。 化膿性リンパ節炎は皮膚・粘膜の化膿巣からの細菌感染により所属リンパ節が炎症性に腫脹するもので、圧痛を伴うのが特徴である。結核性リンパ節炎、悪性リンパ腫、転移性悪性腫瘍のリンパ節腫脹では一般に圧痛を伴わない。
✗ 2. 誤り
結核性リンパ節炎
結核性リンパ節炎は一般に疼痛・発赤・熱感を伴わず、圧痛は特徴的ではない。
✗ 3. 誤り
悪性リンパ腫
悪性リンパ腫は弾力硬で無痛性のリンパ節腫脹が特徴である。
✗ 4. 誤り
転移性悪性腫瘍
転移性悪性腫瘍は硬く表面不整で、圧痛は通常みられない。
ポイント
  • 化膿性リンパ節炎は圧痛・発赤を伴うリンパ節腫脹が特徴的である。
  • 化膿性リンパ節炎は皮膚・粘膜の化膿巣からの細菌感染により所属リンパ節が炎症性に腫脹するもので、圧痛を伴うのが特徴である。
  • 結核性リンパ節炎、悪性リンパ腫、転移性悪性腫瘍のリンパ節腫脹では一般に圧痛を伴わない。
  • 重要用語: 化膿性リンパ節炎は圧痛 を正確に理解しておくこと。
比較表
リンパ節腫脹の原因 圧痛 硬さ 癒着 特徴
二次性リンパ節炎(化膿性) あり なし 皮膚発赤、所属リンパ節が腫脹
リンパ節結核 なし 中等度 あり 頸部好発、膿瘍・瘻孔形成
伝染性単核球症 なし なし 20歳前後、EBウイルス
悪性リンパ腫 なし 弾力硬 なし 初期限局→進行で拡大
悪性腫瘍の転移 なし きわめて硬 なし 表面不整、ウィルヒョウLN
解説画像
鍼灸 第3回(1995) 問題62|圧痛を特徴とするリンパ節腫脹がみられる疾患はどれか。 解説図
鍼灸 第3回(1995) 問題62|圧痛を特徴とするリンパ節腫脹がみられる疾患はどれか。
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