学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ E. 皮膚・爪 / Q0136

理由で解く 臨床医学総論

Q0136 全身の診察

出典:あマ指 第32回(2024) 問題41
問題
皮膚の色調で、還元ヘモグロビン濃度の上昇によってみられるのはどれか。
選択肢
1 蒼白
2 潮紅
3 色素沈着
4 チアノーゼ
解答
正解4(チアノーゼ)
解説
✗ 1. 誤り
蒼白
蒼白は貧血でヘモグロビン濃度が低下して生じる色調変化であり、還元ヘモグロビンの上昇ではない。
✗ 2. 誤り
潮紅
潮紅は発熱や精神的興奮で血管が拡張し血流が増加して生じ、還元ヘモグロビンとは関連しない。
✗ 3. 誤り
色素沈着
色素沈着はメラニン色素の沈着であり、還元ヘモグロビンとは無関係。
✓ 4. 正解
チアノーゼ
✓ 正しい。 チアノーゼは毛細血管を流れる血液中の還元ヘモグロビン濃度が高くなることで皮膚が暗紫赤色を呈する状態である。蒼白はヘモグロビン濃度の低下(貧血)、潮紅は血管拡張・血流増加、色素沈着はメラニン色素の沈着によるものであり、いずれも還元ヘモグロビンとは関連しない。
ポイント
  • チアノーゼは還元ヘモグロビン濃度上昇で皮膚が暗紫赤色を呈する。
  • チアノーゼは毛細血管を流れる血液中の還元ヘモグロビン濃度が高くなることで皮膚が暗紫赤色を呈する状態である。
  • 蒼白はヘモグロビン濃度の低下(貧血)、潮紅は血管拡張・血流増加、色素沈着はメラニン色素の沈着によるものであり、いずれも還元ヘモグロビンとは関連しない。
  • 重要用語: 皮膚の色調で を正確に理解しておくこと。
比較表
皮膚の色調変化 機序 代表疾患
蒼白 ヘモグロビン濃度低下 高度の貧血
チアノーゼ 還元ヘモグロビン上昇 先天性心疾患、COPD
潮紅 毛細血管拡張 発熱、多血症
色素沈着 メラニン色素沈着 アジソン病
黄疸 ビリルビン上昇 肝胆道疾患、溶血性貧血
解説画像
あマ指 第32回(2024) 問題41|皮膚の色調で、還元ヘモグロビン濃度の上昇によってみられるのはどれか。 解説図
あマ指 第32回(2024) 問題41|皮膚の色調で、還元ヘモグロビン濃度の上昇によってみられるのはどれか。
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