学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ E. 皮膚・爪 / Q0133

理由で解く 臨床医学総論

Q0133 全身の診察

出典:鍼灸 第18回(2010) 問題59
問題
レイノー現象がみられる疾患はどれか。
選択肢
1 肥大型心筋症
2 気管支喘息
3 クローン病
4 全身性硬化症
解答
正解4(全身性硬化症)
解説
✗ 1. 誤り
肥大型心筋症
肥大型心筋症は心室壁の非対称性肥大が特徴で、レイノー現象はみられない。
✗ 2. 誤り
気管支喘息
気管支喘息は気道の慢性炎症と過敏性亢進であり、レイノー現象とは関連しない。
✗ 3. 誤り
クローン病
クローン病は消化管の慢性肉芽腫性炎症であり、レイノー現象は通常みられない。
✓ 4. 正解
全身性硬化症
✓ 正しい。 レイノー現象は全身性硬化症(強皮症)などの膠原病でみられる。寒冷刺激により四肢末梢が蒼白→チアノーゼ→発赤と変化する。肥大型心筋症は心筋の肥大、気管支喘息は気道の過敏性、クローン病は消化管の炎症であり、いずれもレイノー現象とは関連しない。
ポイント
  • レイノー現象は全身性硬化症(強皮症)に代表される膠原病でみられる。
  • 寒冷刺激により四肢末梢が蒼白→チアノーゼ→発赤と変化する。
  • 肥大型心筋症は心筋の肥大、気管支喘息は気道の過敏性、クローン病は消化管の炎症であり、いずれもレイノー現象とは関連しない。
  • 重要用語: 強皮症 を正確に理解しておくこと。
比較表
レイノー現象の原因 代表疾患
膠原病 全身性硬化症(強皮症)、SLE
血管障害 閉塞性動脈疾患
圧迫性 頸肋、前斜角筋症候群
職業性 振動工具の常用
原因不明 レイノー病
解説画像
鍼灸 第18回(2010) 問題59|レイノー現象がみられる疾患はどれか。 解説図
鍼灸 第18回(2010) 問題59|レイノー現象がみられる疾患はどれか。
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