学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ C. 身体計測・体型・栄養 / Q0102

理由で解く 臨床医学総論

Q0102 全身の診察

出典:鍼灸 第8回(2000) 問題57
問題
低身長を起こさない疾患はどれか。
選択肢
1 下垂体前葉機能不全症
2 ターナー症候群
3 クレチン病
4 クラインフェルター症候群
解答
正解4(クラインフェルター症候群)
解説
✗ 1. 誤り
下垂体前葉機能不全症
下垂体前葉機能不全症はGH分泌低下で低身長をきたす。
✗ 2. 誤り
ターナー症候群
ターナー症候群(45,X)は女性の性染色体異常で低身長が特徴的である。
✗ 3. 誤り
クレチン病
クレチン病は先天性甲状腺機能低下症で骨の成長が遅れ低身長となる。
✓ 4. 正解
クラインフェルター症候群
✓ 正しい。 クラインフェルター症候群(47,XXY)は男性の性染色体異常で、四肢が長く高身長となる。低身長にはならない。下垂体前葉機能不全症ではGH不足で低身長、ターナー症候群(45,X)では低身長、クレチン病(先天性甲状腺機能低下症)では甲状腺ホルモン不足で低身長となる。
ポイント
  • クラインフェルター症候群は高身長であり、低身長をきたさない。
  • クラインフェルター症候群(47,XXY)は男性の性染色体異常で、四肢が長く高身長となる。
  • 下垂体前葉機能不全症ではGH不足で低身長、ターナー症候群(45,X)では低身長、クレチン病(先天性甲状腺機能低下症)では甲状腺ホルモン不足で低身長となる。
  • 重要用語: 低身長をきたさない を正確に理解しておくこと。
比較表
分類 原因疾患 特徴
内分泌性 甲状腺機能低下症(クレチン症)、下垂体機能低下症 ホルモン欠乏による成長障害
骨疾患 くる病、骨軟骨異栄養症 骨変形を伴う
染色体異常 ターナー症候群 卵巣形成不全、翼状頸
全身性疾患 心臓・腎臓・肺・消化器疾患 慢性疾患による成長障害
解説画像
鍼灸 第8回(2000) 問題57|低身長を起こさない疾患はどれか。 解説図
鍼灸 第8回(2000) 問題57|低身長を起こさない疾患はどれか。
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