学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ B. 精神状態・言語 / Q0092

理由で解く 臨床医学総論

Q0092 全身の診察

出典:鍼灸 第8回(2000) 問題66
問題
言語を理解できないのはどれか。
選択肢
1 ブローカ失語
2 ウェルニッケ失語
3 健忘失語
4 伝導失語
解答
正解2(ウェルニッケ失語)
解説
✗ 1.
ブローカ失語
✗ 正しい。ブローカ失語は言語理解は保たれるが自発言語ができない運動性失語である。
✓ 2. 正解
ウェルニッケ失語
✓ 誤り。 ウェルニッケ失語(感覚性失語)は感覚性言語中枢の障害で生じ、人が話す言語を理解できない状態である。言葉はしゃべれるが内容がでたらめで錯語症を呈する。ブローカ失語は理解可能だが発語不能、健忘失語は語想起の障害、伝導失語は復唱の障害である。
✗ 3.
健忘失語
✗ 正しい。健忘失語は物の名前が出てこない(喚語困難)が理解は保たれる。
✗ 4.
伝導失語
✗ 正しい。伝導失語は復唱が障害されるが理解は保たれる。
ポイント
  • ウェルニッケ失語は感覚性言語中枢の障害で言語理解ができない失語症である。
  • ウェルニッケ失語(感覚性失語)は感覚性言語中枢の障害で生じ、人が話す言語を理解できない状態である。
  • 言葉はしゃべれるが内容がでたらめで錯語症を呈する。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
失語症の型 障害部位 自発言語 言語理解 復唱
ブローカ失語(運動性) 前頭葉(ブローカ中枢) 不能 良好 障害
ウェルニッケ失語(感覚性) 側頭葉(ウェルニッケ中枢) 流暢(錯語) 障害 障害
解説画像
鍼灸 第8回(2000) 問題66|言語を理解できないのはどれか。 解説図
鍼灸 第8回(2000) 問題66|言語を理解できないのはどれか。
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