学習トップ理由で解く 臨床医学総論第4章 ▸ B. 精神状態・言語 / Q0091

理由で解く 臨床医学総論

Q0091 全身の診察

出典:あマ指 第6回(1998) 問題66
問題
知能低下をきたす疾患はどれか。
選択肢
1 神経症
2 うつ病
3 アルツハイマー病
4 精神分裂病
解答
正解3(アルツハイマー病)
解説
✗ 1. 誤り
神経症
神経症は不安や恐怖が主症状で、知能低下はみられない。
✗ 2. 誤り
うつ病
うつ病は気分の低下が主症状で、仮性認知症をきたすことはあるが本質的な知能低下ではない。
✓ 3. 正解
アルツハイマー病
✓ 正しい。 アルツハイマー病は大脳皮質の変性により進行性の知能低下(認知症)をきたす代表的な疾患である。記憶障害、見当識障害、判断力低下が進行性にみられる。神経症やうつ病は知能低下を本質とする疾患ではなく、統合失調症(精神分裂病)も知能低下が主症状ではない。
✗ 4. 誤り
精神分裂病
統合失調症は思考・知覚の障害が主で、知能そのものの低下は特徴的ではない。
ポイント
  • アルツハイマー病は進行性の知能低下(認知症)をきたす代表的な変性疾患である。
  • アルツハイマー病は大脳皮質の変性により進行性の知能低下(認知症)をきたす代表的な疾患である。
  • 記憶障害、見当識障害、判断力低下が進行性にみられる。
  • 重要用語: 認知症 を正確に理解しておくこと。
比較表
大分類 段階 状態
I. 覚醒している 1 意識清明とはいえない
2 見当識障害がある
3 自分の名前・生年月日が言えない
II. 刺激で覚醒(やめると眠る) 10 普通の呼びかけで開眼
20 大声・体揺さぶりで開眼
30 痛み刺激+呼びかけでかろうじて開眼
III. 刺激でも覚醒しない 100 痛み刺激で払いのける動作
200 痛み刺激で少し手足を動かす
300 痛み刺激に反応なし
解説画像
あマ指 第6回(1998) 問題66|知能低下をきたす疾患はどれか。 解説図
あマ指 第6回(1998) 問題66|知能低下をきたす疾患はどれか。
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