学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ C. 血圧 / Q0065

理由で解く 臨床医学総論

Q0065 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:鍼灸 第29回(2021) 問題46
問題
血圧について正しいのはどれか。
選択肢
1 心臓の拡張期に最高となる。
2 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。
3 触診法で拡張期血圧が測定できる。
4 圧迫帯は肘関節に巻く。
解答
正解2(脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。)
解説
✗ 1. 誤り
心臓の拡張期に最高となる。
血圧は心臓の収縮期に最高となる。拡張期に最高となるのは誤りである。
✓ 2. 正解
脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差である。
✓ 正しい。 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差として定義される。血圧は心臓の収縮期に最高となり(収縮期血圧)、拡張期に最低となる(拡張期血圧)。この差が脈圧であり、動脈の弾力性や心拍出量を反映する重要な指標である。
✗ 3. 誤り
触診法で拡張期血圧が測定できる。
触診法では拍動の再開を感知するのみで、収縮期血圧しか測定できない。拡張期血圧の測定には聴診法が必要である。
✗ 4. 誤り
圧迫帯は肘関節に巻く。
圧迫帯は肘窩の約3cm上に巻く。肘関節に直接巻くのではない。
ポイント
  • 脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差で、動脈弾力性の指標
  • 血圧は心臓の収縮期に最高となり(収縮期血圧)、拡張期に最低となる(拡張期血圧)。
  • この差が脈圧であり、動脈の弾力性や心拍出量を反映する重要な指標である。
  • 重要用語: 動脈弾力性の指標 を正確に理解しておくこと。
比較表
用語 定義 臨床的意義
収縮期血圧 心室収縮時の最高血圧 スワン第1点で判定
拡張期血圧 心室拡張時の最低血圧 スワン第5点で判定
脈圧 収縮期血圧−拡張期血圧 増大: 動脈硬化、AR。減少: AS、心タンポナーデ
平均血圧 拡張期血圧+脈圧/3 臓器灌流の指標
解説画像
鍼灸 第29回(2021) 問題46|血圧について正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第29回(2021) 問題46|血圧について正しいのはどれか。
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