学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ C. 血圧 / Q0062

理由で解く 臨床医学総論

Q0062 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:鍼灸 第20回(2012) 問題55
問題
血圧について正しい記述はどれか。
選択肢
1 平均血圧は収縮期血圧と拡張期血圧の和の1/2 である。
2 触診法では聴診法より高く測定される。
3 仮面高血年患者では家庭血圧が診察室血圧より高い。
4 白衣高血圧は若年者に多い。
解答
正解3(仮面高血年患者では家庭血圧が診察室血圧より高い。)
解説
✗ 1. 誤り
平均血圧は収縮期血圧と拡張期血圧の和の1/2 である。
平均血圧は拡張期血圧+脈圧/3で算出され、収縮期血圧と拡張期血圧の単純平均ではない。
✗ 2. 誤り
触診法では聴診法より高く測定される。
触診法では聴診法より低く測定されるのであり、高く測定されるというのは誤りである。
✓ 3. 正解
仮面高血年患者では家庭血圧が診察室血圧より高い。
✓ 正しい。 仮面高血圧とは、診察室で測定した血圧は正常範囲であるにもかかわらず、家庭血圧や日常生活での血圧が高値を示す状態をいう。白衣高血圧とは逆のパターンである。仮面高血圧は心血管イベントのリスクが高く、家庭血圧測定の重要性が認識されている。
✗ 4. 誤り
白衣高血圧は若年者に多い。
白衣高血圧は高齢者に多いとされており、若年者に多いというのは誤りである。
ポイント
  • 仮面高血圧は家庭血圧が高いのに診察室血圧は正常なパターン
  • 仮面高血圧とは、診察室で測定した血圧は正常範囲であるにもかかわらず、家庭血圧や日常生活での血圧が高値を示す状態をいう。
  • 白衣高血圧とは逆のパターンである。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
項目 白衣高血圧 仮面高血圧
診察室血圧 高値 正常
家庭血圧 正常 高値
好発 高齢者に多い
心血管リスク 比較的低い 高い(見逃されやすい)
対応 家庭血圧で確認 家庭血圧測定が重要
解説画像
鍼灸 第20回(2012) 問題55|血圧について正しい記述はどれか。 解説図
鍼灸 第20回(2012) 問題55|血圧について正しい記述はどれか。
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