学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ C. 血圧 / Q0054

理由で解く 臨床医学総論

Q0054 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:あマ指 第3回(1995) 問題65
問題
血圧について正しい記述はどれか。
選択肢
1 最高血圧とは拡張期圧をいう。
2 単に血圧といえば静脈内圧をいう。
3 触診法では収縮期圧を測定する。
4 左右の手の血圧の差を脈圧という。
解答
正解3(触診法では収縮期圧を測定する。)
解説
✗ 1. 誤り
最高血圧とは拡張期圧をいう。
最高血圧(収縮期圧)は心室の収縮期の血圧であり、拡張期圧ではない。
✗ 2. 誤り
単に血圧といえば静脈内圧をいう。
単に血圧といえば動脈血圧をさし、静脈内圧ではない。
✓ 3. 正解
触診法では収縮期圧を測定する。
✓ 正しい。 触診法では圧迫帯の圧を徐々に下げて動脈拍動が触れ始める点を読み取り、収縮期血圧(収縮期圧)を測定する。触診法では拡張期血圧を測定することができない。拡張期血圧の測定には聴診法が必要であり、コロトコフ音の変化を聴取する。
✗ 4. 誤り
左右の手の血圧の差を脈圧という。
脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧の差であり、左右の手の血圧差ではない。
ポイント
  • 触診法は収縮期血圧のみ測定可能、拡張期血圧は聴診法で判定する
  • 触診法では圧迫帯の圧を徐々に下げて動脈拍動が触れ始める点を読み取り、収縮期血圧(収縮期圧)を測定する。
  • 触診法では拡張期血圧を測定することができない。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
項目 触診法 聴診法
測定可能な血圧 収縮期血圧のみ 収縮期・拡張期の両方
判定基準 動脈拍動が触れ始める点 コロトコフ音(スワン第1〜5点)
測定値の差 聴診法より5〜10mmHg低い 触診法より高値
利点 簡便。騒音下でも可能 より正確な測定が可能
解説画像
あマ指 第3回(1995) 問題65|血圧について正しい記述はどれか。 解説図
あマ指 第3回(1995) 問題65|血圧について正しい記述はどれか。
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