学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ B. 脈拍 / Q0040

理由で解く 臨床医学総論

Q0040 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:あマ指 第10回(2002) 問題75
問題
徐脈をきたすのはどれか。
選択肢
1 完全房室ブロック
2 期外収縮
3 奇脈
4 交互脈
解答
正解1(完全房室ブロック)
解説
✓ 1. 正解
完全房室ブロック
✓ 正しい。 完全房室ブロックは心房から心室への刺激伝導が完全に遮断される病態であり、心室の補充調律により40/分以下の高度の徐脈をきたす。極端な徐脈では脳への循環血液量が低下し、アダムス-ストークス症候群(痙攣や失神発作)を引き起こすことがある。
✗ 2. 誤り
期外収縮
期外収縮は正常リズムの合間に早期の心拍が出現する不整脈であり、徐脈を呈するものではない。
✗ 3. 誤り
奇脈
奇脈は吸気時に脈拍が小さくなる現象であり、心膜炎や縦隔腫瘍でみられるが、徐脈の原因ではない。
✗ 4. 誤り
交互脈
交互脈は脈拍の大きさが交互に変わる現象であり、脈拍数の減少(徐脈)とは異なる。
ポイント
  • 完全房室ブロックは刺激伝導の完全遮断により高度の徐脈をきたす
  • 完全房室ブロックは心房から心室への刺激伝導が完全に遮断される病態であり、心室の補充調律により40/分以下の高度の徐脈をきたす。
  • 極端な徐脈では脳への循環血液量が低下し、アダムス-ストークス症候群(痙攣や失神発作)を引き起こすことがある。
  • 重要用語: 徐脈をきたすのはどれか を正確に理解しておくこと。
比較表
不整脈の種類 特徴 原因・関連疾患
洞性不整脈 吸気時に増加、呼気時に減少 呼吸性変動。病的意義なし
期外収縮 正常リズムの間に早期拍動が出現 器質的心疾患がなくても起こりうる
絶対性不整脈 間隔・強さ・大きさが不規則 心房細動
心ブロック 刺激伝導の障害 完全房室ブロック→高度徐脈
交互脈 拍動の大きさが交互に変化 重症心不全
奇脈 吸気時に脈拍が小さくなる 心膜炎、縦隔腫瘍
解説画像
あマ指 第10回(2002) 問題75|徐脈をきたすのはどれか。 解説図
あマ指 第10回(2002) 問題75|徐脈をきたすのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学総論
App Store入手