学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ B. 脈拍 / Q0038

理由で解く 臨床医学総論

Q0038 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:あマ指 第5回(1997) 問題65
問題
拍動が触れにくいのはどれか。
選択肢
1 橈骨動脈
2 椎骨動脈
3 総頸動脈
4 足背動脈
解答
正解2(椎骨動脈)
解説
✗ 1.
橈骨動脈
✗ 正しい。橈骨動脈は手首の橈骨茎状突起付近で容易に触知でき、脈拍触診で最も一般的に用いられる。
✓ 2. 正解
椎骨動脈
✓ 誤り。 椎骨動脈は頸椎の横突孔内を上行し、体表から触知することが困難な動脈である。脈拍の触診は動脈が体表に近い位置を走行し、骨などの硬い組織に対して圧迫できる部位で行う。橈骨動脈・総頸動脈・足背動脈はいずれも体表近くを走行し触知可能である。
✗ 3.
総頸動脈
✗ 正しい。総頸動脈は頸部で甲状軟骨の外側に触知でき、救急時の脈拍確認にも用いられる。
✗ 4.
足背動脈
✗ 正しい。足背動脈は足背部で触知可能であり、下肢の循環評価に用いられる。
ポイント
  • 椎骨動脈は頸椎横突孔内を走行するため体表から触知困難
  • 椎骨動脈は頸椎の横突孔内を上行し、体表から触知することが困難な動脈である。
  • 脈拍の触診は動脈が体表に近い位置を走行し、骨などの硬い組織に対して圧迫できる部位で行う。
  • 重要用語: 基本事項 を正確に理解しておくこと。
比較表
動脈 触知部位 臨床的意義
橈骨動脈 手首(橈骨茎状突起付近) 脈拍触診の基本部位
総頸動脈 頸部(甲状軟骨の外側) 救急時の脈拍確認
上腕動脈 肘窩の内側 血圧測定時の聴診部位
大腿動脈 鼠径部 下肢循環の評価
膝窩動脈 膝窩部 下肢循環の評価
後脛骨動脈 内果の後方 末梢循環の評価
足背動脈 足背部 末梢循環の評価
椎骨動脈 ―(触知不能) 頸椎横突孔内を走行し触知できない
解説画像
あマ指 第5回(1997) 問題65|拍動が触れにくいのはどれか。 解説図
あマ指 第5回(1997) 問題65|拍動が触れにくいのはどれか。
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