学習トップ理由で解く 臨床医学総論第3章 ▸ B. 脈拍 / Q0037

理由で解く 臨床医学総論

Q0037 生命徴候(バイタルサイン)の診察

出典:あマ指 第4回(1996) 問題67
問題
頻脈とならないのはどれか。
選択肢
1 発熱
2 運動
3 精神的緊張
4 睡眠
解答
正解4(睡眠)
解説
✗ 1.
発熱
✗ 正しい。発熱時は体温1℃上昇ごとに脈拍が8〜10/分増加するため頻脈となる。
✗ 2.
運動
✗ 正しい。運動時は交感神経の活性化により心拍数が増加し頻脈となる。
✗ 3.
精神的緊張
✗ 正しい。精神的緊張時は交感神経が優位となり心拍数が増加して頻脈となる。
✓ 4. 正解
睡眠
✓ 誤り。 睡眠中は副交感神経(迷走神経)が優位となり、心拍数は減少するため頻脈にはならない。脈拍は睡眠中が最も少なくなる。一方、発熱時は体温1℃上昇ごとに脈拍が8〜10/分増加し、運動後や精神的緊張時にも交感神経の活性化により頻脈となる。
ポイント
  • 睡眠中は副交感神経優位で脈拍が減少し、発熱・運動・緊張で頻脈となる
  • 睡眠中は副交感神経(迷走神経)が優位となり、心拍数は減少するため頻脈にはならない。
  • 脈拍は睡眠中が最も少なくなる。
  • 重要用語: 発熱、運動、緊張で頻脈となる を正確に理解しておくこと。
比較表
因子 脈拍への影響 機序
運動 増加(頻脈) 交感神経活性化
精神的緊張 増加(頻脈) 交感神経活性化
発熱 1℃上昇で8〜10/分増加 代謝亢進
食事 軽度増加 消化吸収に伴う代謝亢進
睡眠 減少(最も少ない) 副交感神経優位
鍛錬 安静時50/分以下も 1回拍出量の増加(スポーツ心臓)
解説画像
あマ指 第4回(1996) 問題67|頻脈とならないのはどれか。 解説図
あマ指 第4回(1996) 問題67|頻脈とならないのはどれか。
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