学習トップ理由で解く 臨床医学総論第2章 ▸ A. 医療面接(問診) / Q0005

理由で解く 臨床医学総論

Q0005 診察の方法

出典:鍼灸 第18回(2010) 問題52
問題
医療面接において適切でないのはどれか。
選択肢
1 前半は「閉ざされた質問」を中心に進める。
2 患者の言葉を繰り返して理解していることを示す。
3 言い換えによって訴えを明確化する。
4 最後に言い残しがないかどうかを聞く。
解答
正解1(前半は「閉ざされた質問」を中心に進める。)
解説
✓ 1. 正解
前半は「閉ざされた質問」を中心に進める。
✓ 誤り。 医療面接の前半では「開かれた質問」を中心に進め、患者に自由に訴えを述べてもらうことが重要である。「閉ざされた質問」は限定した内容で質問する方法であり、前半から行うと患者の自由な訴えを妨げてしまう。ある程度見当がついた後半に、診断を絞り込む目的で閉ざされた質問を使うとよい。
✗ 2.
患者の言葉を繰り返して理解していることを示す。
✗ 正しい。患者の言葉を繰り返すことで、理解していることを示す傾聴の技法であり、適切な対応である。
✗ 3.
言い換えによって訴えを明確化する。
✗ 正しい。言い換えによって患者の訴えを明確化することは、医療面接における有効な技法であり適切である。
✗ 4.
最後に言い残しがないかどうかを聞く。
✗ 正しい。最後に言い残しがないかを確認することで、聞き漏れを防ぐことができ、適切な対応である。
ポイント
  • 医療面接の前半は「開かれた質問」、後半に「閉ざされた質問」で絞り込む
  • 医療面接の前半では「開かれた質問」を中心に進め、患者に自由に訴えを述べてもらうことが重要である。
  • 「閉ざされた質問」は限定した内容で質問する方法であり、前半から行うと患者の自由な訴えを妨げてしまう。
  • 重要用語: 医療面接の前半は、開かれた質問、後半に を正確に理解しておくこと。
比較表
医療面接の技法 内容 目的
開かれた質問 患者が自由に述べられる質問 前半で幅広く情報を収集する
繰り返し 患者の言葉をそのまま繰り返す 理解・傾聴の姿勢を示す
言い換え 患者の訴えを別の表現で確認する 訴えの内容を明確化する
閉ざされた質問 Yes/Noで答える限定的な質問 後半で診断を絞り込む
確認 最後に言い残しがないか聞く 聞き漏れを防ぐ
解説画像
鍼灸 第18回(2010) 問題52|医療面接において適切でないのはどれか。 解説図
鍼灸 第18回(2010) 問題52|医療面接において適切でないのはどれか。
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