学習トップ理由で解く 臨床医学各論第13章 ▸ D. 婦人科疾患 / Q1378

理由で解く 臨床医学各論

Q1378 その他の領域

出典:鍼灸 第11回(2003) 問題71
問題
子宮筋腫について誤っている組合せはどれか。
選択肢
1 好発部位 ― 子宮頚部
2 好発年齢 ― 30~40歳代
3 病理組織 ― 平滑筋腫
4 症状 ― 月経過多
解答
正解1(好発部位 - 子宮頚部)
解説
✓ 1. 誤り
好発部位 ― 子宮頚部
子宮筋腫の好発部位は子宮頚部ではなく子宮体部である。子宮体部の筋層に約95%が発生し、子宮頚部に発生するものはまれである。体部の筋層内に発生した筋腫は、発育方向により漿膜下筋腫・筋層内(壁内)筋腫・粘膜下筋腫に分類される。
✗ 2.
好発年齢 ― 30~40歳代
✗ 正しい。子宮筋腫は30〜40歳代の性成熟期に好発する。この記述は正しい組合せである。エストロゲン依存性のため、ホルモン分泌が盛んな時期に増大する。
✗ 3.
病理組織 ― 平滑筋腫
✗ 正しい。子宮筋腫は子宮平滑筋由来の良性腫瘍であり、病理組織学的には平滑筋腫に分類される。この記述は正しい組合せである。
✗ 4.
症状 ― 月経過多
✗ 正しい。月経過多(過多月経)は子宮筋腫の代表的症状であり、正しい組合せである。特に粘膜下筋腫で顕著で、鉄欠乏性貧血の原因となる。
ポイント
  • 子宮筋腫の好発部位は子宮体部であり、子宮頚部ではない。「体部に約95%」は頻出の知識で、誤りの選択肢として繰り返し出題される。
  • 子宮筋腫の基本3事項: 好発部位=子宮体部、好発年齢=30〜40歳代、病理=平滑筋腫(良性)。この3つは確実に覚えること。
  • 代表的症状は過多月経(月経過多)であり、粘膜下筋腫で特に顕著。鉄欠乏性貧血を合併しやすい。
  • 重要用語: 子宮体部, 平滑筋腫, 30〜40歳代, 過多月経 を正確に理解しておくこと。
比較表
項目 正しい内容
好発部位 子宮体部(約95%)
好発年齢 30〜40歳代
病理組織 平滑筋腫(良性)
代表的症状 過多月経、貧血
解説画像
鍼灸 第11回(2003) 問題71|子宮筋腫について誤っている組合せはどれか。 解説図
鍼灸 第11回(2003) 問題71|子宮筋腫について誤っている組合せはどれか。
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