学習トップ理由で解く 臨床医学各論第13章 ▸ B. 一般外科 / Q1326

理由で解く 臨床医学各論

Q1326 その他の領域

出典:あマ指 第4回(1996) 問題76
問題
心肺蘇生術で最初に行うべき処置はどれか。
選択肢
1 気道確保
2 除細動
3 心マッサージ
4 人工呼吸
解答
正解1(気道確保)
解説
✓ 1. 正しい
気道確保
心肺蘇生術で最初に行うべき処置は気道確保(Airway)である。「気道確保(airway; A)と呼吸の確保(breathing; B)、そして心停止があればただちに心マッサージを行う(circulation; C)」とABCの順序がある。気道が閉塞していると人工呼吸が有効に行えないため、まず気道確保が最優先される。頭部後屈顎先挙上法で舌根沈下を解除し気道を開通させる。
✗ 2. 誤り
除細動
除細動は心電図モニターで心室細動が確認された場合に行う処置であり、最初に行うべき処置ではない。「DEF」として、drug(昇圧薬など)、ECG(心電図モニター)、fibrillation(除細動)がABCの後に考慮される。AEDの普及により一般市民でも使用可能だが、ABCの確保が先行する。
✗ 3. 誤り
心マッサージ
心マッサージ(胸骨圧迫)はABCのC(Circulation)に該当し、気道確保(A)と人工呼吸(B)の後に行う処置である。1分間に100回の速さで強く早く押すことが推奨され、胸骨が4~5cm沈下する程度の圧力で行う。
✗ 4. 誤り
人工呼吸
人工呼吸はABCのB(Breathing)に該当し、気道確保(A)の後に行う処置である。心臓マッサージ30回に2回、1回が1秒程度で素早く吹き込む、下顎を挙上し頭部を後屈させて気道を確保してから行う。
ポイント
  • 心肺蘇生術の基本はABCの順序であり、A(気道確保)→ B(人工呼吸)→ C(心マッサージ)の手順で行う。
  • 気道が閉塞していると人工呼吸が無効となるため、まず気道確保が最優先される。
  • ABCに続くDEFとして、drug(薬剤)、ECG(心電図モニター)、fibrillation(除細動)がある。
  • 重要用語: 心肺蘇生術、ABC、DEF、気道確保、胸骨圧迫 を正確に理解しておくこと。
比較表
手順 内容 具体的手技
A(Airway) 気道確保 頭部後屈・顎先挙上、口腔内異物除去
B(Breathing) 人工呼吸 口対口、30:2の比率で実施
C(Circulation) 心マッサージ 胸骨圧迫、100回/分、4~5cm沈下
D(Drug) 薬剤投与 昇圧薬、アトロピン、抗不整脈薬
E(ECG) 心電図モニター 不整脈の評価
F(Fibrillation) 除細動 AED/除細動器使用
解説画像
あマ指 第4回(1996) 問題76|心肺蘇生術で最初に行うべき処置はどれか。 解説図
あマ指 第4回(1996) 問題76|心肺蘇生術で最初に行うべき処置はどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学各論
App Store入手