学習トップ理由で解く 臨床医学各論第10章 ▸ A. 赤血球疾患 / Q1000

理由で解く 臨床医学各論

Q1000 血液・造血器疾患

出典:あマ指 第25回(2017) 問題65
問題
低色素性貧血はどれか。
選択肢
1 鉄欠乏性貧血
2 巨赤芽球性貧血
3 溶血性貧血
4 再生不良性貧血
解答
正解1(鉄欠乏性貧血)
解説
✓ 1. 正しい
鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血はヘモグロビン合成に必須の鉄が不足するため、赤血球内のヘモグロビン濃度が低下し、低色素性貧血(小球性低色素性貧血)を呈する。MCH、MCHCが低下する。
✗ 2. 誤り
巨赤芽球性貧血
巨赤芽球性貧血はビタミンB12や葉酸の欠乏により核の成熟障害が起こるが、ヘモグロビン濃度は正常であり、大球性正色素性貧血を呈する。低色素性ではない。
✗ 3. 誤り
溶血性貧血
溶血性貧血は赤血球の寿命短縮により破壊が亢進する貧血であり、正球性正色素性貧血を呈する。ヘモグロビン濃度は正常である。
✗ 4. 誤り
再生不良性貧血
再生不良性貧血は骨髄の造血機能低下による汎血球減少症であり、正球性正色素性貧血を呈する。低色素性貧血ではない。
ポイント
  • 低色素性貧血は鉄欠乏性貧血に特徴的であり、ヘモグロビン合成障害による。
  • 貧血の形態分類は診断の手がかりとなる:低色素性(鉄欠乏性)、正色素性(溶血性、再生不良性)、大球性(巨赤芽球性)。
  • 鉄欠乏性貧血は貧血のなかで最も頻度が高く、成人女性の約8%にみられる。
  • 重要用語: 低色素性貧血、MCH、MCHC を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第25回(2017) 問題65|低色素性貧血はどれか。 解説図
あマ指 第25回(2017) 問題65|低色素性貧血はどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学各論
App Store入手