学習トップ理由で解く 臨床医学各論第6章 ▸ C. 副腎疾患 / Q0495

理由で解く 臨床医学各論

Q0495 内分泌疾患

出典:鍼灸 第8回(2000) 問題72
問題
四肢麻痺をきたす疾患はどれか。
選択肢
1 褐色細胞腫
2 尿崩症
3 アジソン病
4 原発性アルドステロン症
解答
正解4(原発性アルドステロン症)
解説
✗ 1. 誤り
褐色細胞腫
褐色細胞腫はカテコールアミン過剰により発作性高血圧・頻脈・頭痛・発汗が主症状であり、四肢麻痺は通常みられない。
✗ 2. 誤り
尿崩症
尿崩症はADH分泌低下による多尿・口渇・多飲が主症状である。高Na血症はみられるが四肢麻痺は起こしにくい。
✗ 3. 誤り
アジソン病
アジソン病は副腎皮質機能低下症で易疲労感・低血圧・色素沈着が主症状である。高K血症を呈するが四肢麻痺よりも全身倦怠感が主体。
✓ 4. 正しい
原発性アルドステロン症
原発性アルドステロン症ではアルドステロン過剰により腎でのK排泄が亢進し低カリウム血症をきたす。低K血症では筋の興奮性が低下するため、四肢の筋力低下・周期性四肢麻痺が生じる。
ポイント
  • 原発性アルドステロン症では低カリウム血症による四肢麻痺が特徴的
  • 低K血症を起こす疾患: 原発性アルドステロン症、クッシング症候群、バセドウ病(周期性四肢麻痺)
  • 褐色細胞腫の三主徴は「頭痛・発汗・動悸」で高血圧発作を伴う
  • 尿崩症はADH低下→多飲多尿(5L/日以上の低比重尿)が特徴
  • 重要用語: 原発性アルドステロン症, 低カリウム血症, 四肢麻痺 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第8回(2000) 問題72|四肢麻痺をきたす疾患はどれか。 解説図
鍼灸 第8回(2000) 問題72|四肢麻痺をきたす疾患はどれか。
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