学習トップ理由で解く 臨床医学各論第6章 ▸ A. 下垂体疾患 / Q0452

理由で解く 臨床医学各論

Q0452 内分泌疾患

出典:鍼灸 第12回(2004) 問題77
問題
低血圧がみられる疾患はどれか。
選択肢
1 クッシング症候群
2 コン症候群
3 シモンズ病
4 レイノー病
解答
正解3(シモンズ病)
解説
✗ 1. 誤り
クッシング症候群
クッシング症候群ではコルチゾール過剰によりNa貯留・血管反応性亢進が生じ高血圧を呈する。
✗ 2. 誤り
コン症候群
コン症候群(原発性アルドステロン症)ではアルドステロン過剰→Na・水再吸収亢進→循環血液量増加により高血圧を呈する。
✓ 3. 正しい
シモンズ病
シモンズ病は下垂体前葉機能低下症であり、ACTH低下→副腎皮質ホルモン低下、TSH低下→甲状腺機能低下が生じる。これらにより低血圧・全身倦怠感・低血糖・無月経をきたす。
✗ 4. 誤り
レイノー病
レイノー病は四肢末端の血管攣縮により蒼白→チアノーゼ→紅潮の三相性変化を呈する。末梢循環障害が主体で全身性の低血圧とは異なる。
ポイント
  • シモンズ病(下垂体前葉機能低下症)では副腎・甲状腺ホルモンの二次的低下により低血圧を呈する
  • クッシング症候群・コン症候群はいずれもホルモン過剰による高血圧の原因疾患
  • レイノー病は末梢血管攣縮であり全身血圧低下とは本質が異なる。寒冷刺激で誘発される点が特徴
  • 低血圧をきたす内分泌疾患: アジソン病、シモンズ病、粘液水腫を整理して覚える
  • 重要用語: シモンズ病, 下垂体前葉機能低下症, 低血圧, レイノー病 を正確に理解しておくこと。
解説画像
鍼灸 第12回(2004) 問題77|低血圧がみられる疾患はどれか。 解説図
鍼灸 第12回(2004) 問題77|低血圧がみられる疾患はどれか。
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