学習トップ理由で解く 臨床医学各論第5章 ▸ A. 原発性糸球体腎炎 / Q0399

理由で解く 臨床医学各論

Q0399 腎・泌尿器疾患

出典:あマ指 第11回(2003) 問題81
問題
高脂血症をきたすのはどれか。
選択肢
1 甲状腺機能亢進症
2 ネフローゼ症候群
3 アジソン病
4 肝硬変
解答
正解2(ネフローゼ症候群)
解説
✗ 1. 誤り
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症では代謝亢進によりコレステロールの消費・分解が促進され、血清コレステロールはむしろ低下傾向となる。
✓ 2. 正しい
ネフローゼ症候群
ネフローゼ症候群では大量蛋白尿→低アルブミン血症が生じ、代償反応として肝臓でのリポ蛋白(VLDL・LDL)合成が亢進し高脂血症をきたす。
✗ 3. 誤り
アジソン病
アジソン病は副腎皮質機能低下症であり、食欲不振・体重減少が主症状で高脂血症の主因とはならない。
✗ 4. 誤り
肝硬変
肝硬変では肝の蛋白・脂質合成能が低下するため、コレステロールはむしろ低下する(低コレステロール血症)。
ポイント
  • 高脂血症(脂質異常症)の原因疾患: ネフローゼ症候群、甲状腺機能低下症、糖尿病、クッシング症候群が代表的
  • 甲状腺機能亢進症と肝硬変ではコレステロール低下を呈する点に注意(逆パターンの出題が多い)
  • ネフローゼ症候群の四徴: 大量蛋白尿・低アルブミン血症・高脂血症・浮腫
  • 重要用語: ネフローゼ症候群, 高脂血症, 低アルブミン血症 を正確に理解しておくこと。
解説画像
あマ指 第11回(2003) 問題81|高脂血症をきたすのはどれか。 解説図
あマ指 第11回(2003) 問題81|高脂血症をきたすのはどれか。
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