学習トップ理由で解く 臨床医学各論第1章 ▸ C. ウイルス感染症 / Q0074

理由で解く 臨床医学各論

Q0074 感染症

出典:鍼灸 第29回(2021) 問題67
問題
感染症について正しいのはどれか。
選択肢
1 風疹は「三日ばしか」と言われる。
2 日本脳炎はネズミの媒介によって感染する。
3 水痘は精巣炎を合併しやすい。
4 流行性耳下腺炎は空気感染する。
解答
正解1(風疹は「三日ばしか」と言われる。)
解説
✓ 1. 正しい
風疹は「三日ばしか」と言われる。
風疹は「三日ばしか」と言われる。風疹は発疹・発熱が約3日間で消退し、頸部・耳後部リンパ節腫脹が特徴的である。妊娠初期の感染で先天性風疹症候群を起こすリスクがある。
✗ 2. 誤り
日本脳炎はネズミの媒介によって感染する。
日本脳炎はネズミではなく蚊(コガタアカイエカ)が媒介するウイルス感染症である。ブタが増幅動物(ウイルスの主要な増殖宿主)となり、ブタの体内で増殖したウイルスを蚊がヒトに媒介する。ネズミが媒介するのはペスト(ノミを介して)やハンタウイルス感染症などである。
✗ 3. 誤り
水痘は精巣炎を合併しやすい。
精巣炎(睾丸炎)を合併しやすいのは水痘ではなく流行性耳下腺炎(ムンプス)である。「精巣上体炎(副睾丸炎)、精巣炎(睾丸炎)」はムンプスの合併症に分類されている。水痘の合併症は脳炎、肺炎、皮膚の二次細菌感染などである。
✗ 4. 誤り
流行性耳下腺炎は空気感染する。
流行性耳下腺炎は飛沫感染であり、空気感染ではない。空気感染する感染症は結核・麻疹・水痘の3つが代表的である。
ポイント
  • 風疹=「三日ばしか」は頻出知識。発疹・発熱が約3日で消退し、リンパ節腫脹が持続するのが特徴。麻疹(はしか)との混同に注意。
  • 空気感染する感染症は「結核・麻疹・水痘」の3つ。流行性耳下腺炎は飛沫感染であり、空気感染ではない。
  • 重要用語: 三日ばしか(風疹), 日本脳炎(蚊媒介), 精巣炎(ムンプス), 空気感染(結核・麻疹・水痘) を正確に理解しておくこと。
比較表
感染症 感染経路
結核 空気感染(飛沫核感染)
麻疹 空気感染(飛沫核感染)
水痘 空気感染(飛沫核感染)
流行性耳下腺炎 飛沫感染
インフルエンザ 飛沫感染
解説画像
鍼灸 第29回(2021) 問題67|感染症について正しいのはどれか。 解説図
鍼灸 第29回(2021) 問題67|感染症について正しいのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 臨床医学各論
App Store入手