学習トップ理由で解く 臨床医学各論第1章 ▸ C. ウイルス感染症 / Q0058

理由で解く 臨床医学各論

Q0058 感染症

出典:鍼灸 第15回(2007) 問題75
問題
疾患と病原体との組合せで誤っているのはどれか。
選択肢
1 水痘 ― 帯状疱疹ウイルス
2 猩紅熱 ― A群溶血性連鎖球菌
3 流行性耳下腺炎 ― サイトメガロウイルス
4 急性灰白髄炎 ― ポリオウイルス
解答
正解3(流行性耳下腺炎 - サイトメガロウイルス)
解説
✗ 1.
水痘 ― 帯状疱疹ウイルス
✗ 正しい。水痘の原因は水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)であり、この組合せは正しい。
✗ 2.
猩紅熱 ― A群溶血性連鎖球菌
✗ 正しい。猩紅熱の原因はA群溶血性連鎖球菌であり、この組合せは正しい。イチゴ舌・口囲蒼白・全身の紅斑が特徴。
✓ 3. 誤り
流行性耳下腺炎 ― サイトメガロウイルス
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の原因はムンプスウイルスであり、サイトメガロウイルス(CMV)ではない。CMVは先天性感染や日和見感染(CMV肺炎・CMV網膜炎など)の原因ウイルスである。
✗ 4.
急性灰白髄炎 ― ポリオウイルス
✗ 正しい。急性灰白髄炎(ポリオ)の原因はポリオウイルスであり、この組合せは正しい。感染症法の二類感染症に分類されている。脊髄前角が障害され弛緩性麻痺を起こす。
ポイント
  • 流行性耳下腺炎=ムンプスウイルスであり、サイトメガロウイルスではない。CMVとムンプスウイルスはともにヘルペスウイルス科に属するが、引き起こす疾患は全く異なる。
  • 疾患と病原体の正確な対応は頻出テーマであり、紛らわしい組合せに注意すること。
  • 重要用語: ムンプスウイルス, サイトメガロウイルス, ポリオウイルス, VZV を正確に理解しておくこと。
比較表
疾患 正しい病原体
水痘 水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)
猩紅熱 A群溶血性連鎖球菌
流行性耳下腺炎 ムンプスウイルス
急性灰白髄炎 ポリオウイルス
解説画像
鍼灸 第15回(2007) 問題75|疾患と病原体との組合せで誤っているのはどれか。 解説図
鍼灸 第15回(2007) 問題75|疾患と病原体との組合せで誤っているのはどれか。
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