学習トップ理由で解く 理学療法士第11章 ▸ 実地 / QP61A008

理由で解く 理学療法士

QP61A008 理学療法評価学

出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午前 問8
問題
70歳の男性。COPD。健康のために家の周りを30分程度、1日2回歩くことを日課にしている。最近、緩やかな上り坂を上るときや平坦な道で早歩きをするときに息切れするようになった。この患者のmMRCスケールはどれか。
選択肢
1 Grade 0
2 Grade 1
3 Grade 2
4 Grade 3
5 Grade 4
解答
正解2(Grade 1)
解説

「平坦な道を急ぐ、または緩やかな上り坂を上るときに息切れする」はmMRC Grade 1に該当する。

mMRC(modified Medical Research Council)息切れスケールは0〜4の5段階で日常労作時の息切れを評価する。本患者は平地では歩行できるが、平坦路の早歩きや緩やかな上り坂で息切れが出る段階であり、これはGrade 1の定義そのものである。Grade 2以上は同年代より平地歩行が遅くなる・立ち止まるレベルであり、本患者はそこまで至っていない。

✗ 1. 誤り
Grade 0
激しい運動をしたときにのみ息切れがある。日常の早歩きや坂道では出ないレベルで、本患者より軽い
✓ 2. 正しい
Grade 1
平坦な道を急いで歩く、緩やかな坂を上るときに息切れがある。本患者の症状に一致
✗ 3. 誤り
Grade 2
息切れのため同年代より平地歩行が遅い、または自分のペースでも立ち止まる。本患者はここまで重くない
✗ 4. 誤り
Grade 3
平地を約100mまたは数分歩くと息切れで立ち止まる
✗ 5. 誤り
Grade 4
息切れがひどく外出できない、または着替えでも息切れする
ポイント
  • mMRCは0〜4の5段階
  • Grade 1=急ぎ足・緩やかな坂で息切れ
  • Grade 2=同年代より平地歩行が遅い/立ち止まる
比較表
mMRC息切れスケール
Grade内容
0激しい運動時のみ息切れ
1平坦を急ぐ・緩やかな坂で息切れ
2同年代より平地歩行が遅い/立ち止まる
3平地100m・数分で立ち止まる
4外出困難/着替えでも息切れ
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで理由で解く 理学療法士
App Store入手