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理由で解く 理学療法士

規則整・narrow QRS・各拍にP波先行・徐脈は洞性徐脈であり、β遮断薬内服例の心拍数低下と合致する。
図は25mm/sec・1mV=10mmで記録された1誘導のリズムストリップである。幅の狭いQRS群が規則正しく(RR間隔ほぼ一定)並び、各QRSの直前には一定のPR間隔でP波が先行し、直後にT波を伴う。RR間隔は広く心拍数は遅い(徐脈)。基線に細動波や鋸歯状の粗動波はなく、幅広い早期収縮やP-QRS解離も認めない。すなわち洞結節から規則的に出る調律が遅くなった「洞性徐脈」の所見である。本例は心不全でβ遮断薬を内服しており、β遮断薬は洞結節の自動能を抑えて心拍数を低下させるため、この徐脈は薬剤の作用として矛盾しない。したがって正しい所見は洞性徐脈である。
| 所見 | P波 | RR間隔 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 洞性徐脈 | 正常・1:1 | 整 | 心拍<60/分 |
| 心房細動 | なし(f波) | 絶対性不整 | 基線細動 |
| 心房粗動 | F波(鋸歯状) | 整または整数比 | 粗動波 |
| III度房室ブロック | あり(QRSと無関係) | PP・RR独立 | 房室解離 |
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