学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 一般 / QP60P041
理由で解く 理学療法士
立脚中期の義足側への体幹側屈は、股関節外転筋が骨盤を支えられない(外転筋力低下)か、ソケット外壁が大腿骨外側を支えられない(外壁の高さ不足)ときに生じる。
立脚中期には片脚支持となり、対側骨盤の落下を防ぐために立脚側の股関節外転筋(中殿筋)が働く。義足側外転筋が弱いと骨盤を水平に保てず、代償として重心を義足側へ寄せる体幹側屈(Duchenne現象様)が出る。またソケット外壁は大腿骨を外側から押し返して外転筋の作用を助ける支点となるため、外壁の高さが不足すると大腿骨が外側へ逃げて同様に体幹が義足側へ倒れる。したがって原因は外転筋力低下と外壁の高さ不足である。
| 異常歩行 | 主な原因 |
|---|---|
| 義足側への体幹側屈 | 外転筋力低下・外壁の高さ不足・義足が短い |
| 分回し/伸び上がり(vaulting) | 義足が長すぎる・膝の遊びが悪い |
| 外転歩行 | 内転筋ロールの痛み・内壁が高すぎる・義足が長すぎる |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。